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マ*****さんのレビュー

めざせ1等賞
絵の癖が凄い上に古い漫画なので敬遠していたが、所謂漫画の上手さで読ませるタイプの作家で、気が付くとどんどん読んでしまっている。古き良き青春ドラマで、ベタというより古典の王道と評価したい。
2023年3月10日
鬼灯の聲~昭和連続射殺事件~
永山則夫を元ネタにした不謹慎エンタメ。内容は「とにかく悲惨な事を描けば面白くなるだろう」という安易な物で、ネームも演出も凡庸で特筆する所はない。
2022年12月10日
クマ撃ちの女
特殊職業物でのキャッチーな面白さでエンタメをしつつ、女性猟師の人格再生や人間的成長を時間を使って丁寧に描いているドラマで、物凄く良い作りをしている。メインの登場人物は主人公のフリーライターと、傲慢な態度、嫌悪感を抱かせるわざとらしい口調、モラルの欠如、刹那的な思考で読者好感度マイナスの女性猟師。女性猟師がそういう状態になった理由が徐々に描かれ、主人公と過ごす時間の中で歪で欠落した自分と対峙していく。流行りの特殊職業物ではあるが、きちんと読んでみるとドラマを描く為にジャンル物の利点を使っている珍しい作品。
2022年11月30日
傷だらけの仁清
猿先生の愛と狂気が全て良い方向へ作用した奇跡の宝石のような作品。しゃあっ
2022年10月23日
麻雀放浪記 凌ぎの哲
原作の空気の再現度、解釈、アレンジ、全てにおいて最高レベルと言って良い。作画と演出のレベルも圧倒的で、麻雀放浪記のコミカライズではこれ以上の作品は無いと断言できる。 ただし、何故か出版社が最後まで単行本を出していないので最後まで読めない。
2022年10月15日
チェイサーゲーム
絵は読み易いが、40年前の漫画のようなストーリーと現代の職業物のリアリティがケンカしてしまい、悪い意味で軽い読後感が残った。社長のキャラクターにおける安易なジョジョパロディも悪い方向に働いて安さと軽さを強調した。内容は最低レベルだが作画の読み易さで☆+1
2022年9月13日
新訳罪と罰
漫画家には演出力、脚本力、構成力等の色々な能力があるが、柳沢きみおは脚本力の極一部分だけで稼いできたタイプ。 下手な絵、グダグダなご都合主義のストーリー、作者の知性が感じられない軽薄なキャラクター、聞きかじりの知識を味付けに使う、大して大きくもない風呂敷を畳めずに突然終わる、というような漫画ばかりだが、それなりに面白くて読んでしまうジャンクフードのような売れる商品を生む一種の奇才である。 だが、これは作者の強みを出せる部分に介入の余地が少なく、駄目な部分ばかり目立ってしまう最悪な企画。 滲み出る「浅さ」や「安さ」や「軽薄さ」を逆に武器にできるケレンな漫画で勝負してきた作者がこういう物に手を出してはいけない。
2022年8月27日
パリピ孔明
1話冒頭で諸葛亮が「願わくば次の人生は命のやり取りの無い平和な時代に生まれたい」と思いながら死ぬ。 この描写の時点で諸葛亮を"昔の中国のなんか頭いい凄いオッサン"として雑なキャラクターで消費する漫画なんだと察した。 少しでも諸葛亮を知った上で敬意があればできない描写である。 「そういうのどうでもいいッス。興味ないんで。なんか中国の頭いいオッサンで扇子からビーム出すんでしょ(笑」という人なら楽しめると思う。
2022年5月30日
Deep Love[REAL]
ケータイ小説家とこしばてつやがコンビを組んだ作品。内容は中高生の妄想のようなスカスカドラマで、こしばてつやも演出や作画が上手い漫画家ではない。ジャンクな読み捨てエンタメ漫画。
2021年4月27日
キーチVS
実力のある作家で、今作もそこいらの漫画とは格が違う面白さとエネルギーを持っているのだが、露悪趣味、啓蒙欲、不満が前面に出過ぎていて、手段としての漫画の臭いが強過ぎる。 作者の傀儡みたいな正義の子供キャラクターがトドメ。 世間的にはワールドイズマインが最も評価され、世間に知られるきっかけとなった作品ではあるのだが、宮本から君へ、愛しのアイリーン、リン、シュガー等の、人間を徹底的に描いた作品の方が持ち味が発揮されていると思う。
2021年2月22日
朱に赤
飽きて投げたと思われても仕方ないレベルのラストは他の作品と同様だが、本作は人物の心情描写が他作品に比べて丁寧に描かれている。
2020年6月20日
戦国猿廻し 信長・秀吉と蜂須賀小六
珍しい切り口の怪作。久保田千太郎が監修なのだろうが、演出上の都合ではない単純に間違えた出鱈目な描写が散見され、小六を有能に描く為の秀吉の描写も雑で、作画もダメになってからのさいとうたかを作品のようである。しかし、小六、家康、光秀等のキャラクターの目新しさ、やまさき十三のネーム力で馬鹿馬鹿しいやり取りの中に生まれる妙な味等、楽しめる部分が勝っている。バックに電車が通ってしまう時代劇のように、最初からジャンクな物として肩の力を抜いて楽しんだ方が良い。
2020年4月27日
戦国コミケ原書
手垢の付きまくった安易なネタを漫画にした物で独創性や目新しさは全く無いが、一応基本を押さえた作りはしている。ラフ原稿なので読み辛い。
2020年4月10日
残夢
死体を埋めて肉が微生物に分解された後に掘り出して骨を出汁に使ったスープを飲む殺人鬼が出てくるが、骨髄も同様に腐敗分解されているから出汁を取るどころではない。 この手の漫画でこういった雑な事をやられると萎えてしまうどころではない。 絵は丁寧で読ませ方が上手いので+☆1つ。
2020年1月15日
烈拳 GYM Part2
漫画家の評価は一般的には表現力と話作りの二つを取り上げられる事が多く、谷口ジロー等の繊細作風の作家は表現力が特に評価され、柳沢きみおは話作りの一点のみで売れっ子になった作家だ。とにかく絵が下手で、ここぞというシーンにページを割かずにさっと流してしまう、所謂「事象だけで読ませる漫画」だが、その雑さが上手くハマってふと手を止めてしまうようなページもあったりする。前作の一話ラストも今作のラストもテキストであらすじを書いて済ませる手抜きの見本だが、なんだかんだでどんどんページをめくらせる実力がある。面白いのに勿体ないと思う反面、これがこの作者には合ってるとも感じさせる。
2019年12月29日
サムライ数馬
小山ゆうらしいギャグ色の入ったエンタメ佳作。同時収録のおれは直角スピンオフが原作ファンには嬉しかった
2019年8月22日
Jドリーム
文句なしの名作。
2018年6月30日
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