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笹*****さんのレビュー

戦闘女神アヌンガ
一応の決着がついて次へ続くという、連作映画のような形で第一部終了となっています。その気になれば最終話でまとめられた内容なので、打ち切りではなく続編企画がそのまま流れているのでしょうか。ヒロインのいわゆる「リョナ」シーンが多く、あるいはそういった読者層も意識しているのかもしれませんが、ストーリー自体はしっかりしていて面白いです。続きが読みだいです。
2021年11月12日
天体戦士サンレッド 完全版
この漫画を読もうかどうか、まずはレビューを見てから決めようと思っているあなた。読んで損はないです。この漫画を読めば勇気と元気が湧いてくる・・わけではないけど、なんだか心がほっこりする・・わけでもないけど、まずは騙されたと思って読んでみてください。
2021年11月6日
ULTRAMAN
中途半端なオマージュ作品という感じです。「酩酊!怪獣酒場」ではおなじみの怪獣や宇宙人が生き生きと活躍しているのですが、それに比べてかなり見劣りがします。そもそも、なぜパワースーツなのかと思います。他の方も書いているように、これではアイアンマンです。
2021年11月5日
歌仙幻殺行
「天呆銭」もそうですが、神田たけ志さんの作品には正義や勧善懲悪といった概念には当てはまらないものもあります。本作もそのひとつで、ストーリーは面白いものの、私としては感情移入ができませんでした。
2021年11月2日
プロレス悪役シリーズ
真樹日佐夫さんの兄、梶原一騎さんの「ジャイアント台風」をも超えるトンデモなエピソードばかりで、いまの目が肥えたプロレスファンには受け入れられないかもしれません。でも、私が子供のころに抱いていたプロレスラーのイメージはまさにこんな感じでした。実在のモデルを意識せずに、架空のキャラクターとして読めば、より面白いです。
2021年11月2日
寿司ガール
これはどう見てもナンセンスなギャグ漫画・・・と思って読んでみたら、いい意味で予想がはずれました。せつない話、悲しい話、ほっこりする話と、毎回、予定調和ではないストーリーが展開されて引き込まれます。私はハッピーエンドなストーリーが好きです。
2021年11月2日
特務咆哮艦ユミハリ
断片的に面白い部分もありますが、全体的に言うと読者を置き去りにした作品という感じです。ストーリーが複雑でわかりづらく、よく理解できない人も多いのではないでしょうか。登場人物がいつのまにかいなくなったり、回収されないままのストーリーもあります。ちょっと手直しをすれば面白い作品だと思うので残念です。
2021年11月1日
アリサ!
紙本ではプレミアになっている作品なので、こうして全巻無料公開してもらえるのはありがたいです。結末がどうなのか覚えていなかったので読んだのですが、覚えていないのも当然で、ラスボスとの決着はもちろんアリサ自身の能力も謎のままで、「未完」というべきでしょう。ただ、数話ごとにエピソードが完結するのでそれなりに楽しめます。作品自体は面白く、きちんと完結さえしていれば評価の★ももっと多くつけらたと思います。
2021年11月1日
どくろ検校
原作は未読です。横溝正史ということで最後の謎解きを期待したのですが、推理物ではなくそのまま怪奇物でした。変な先入観を持たずに読めばもう少し楽しめたかと後悔。
2021年10月30日
密旅
ドラマとしてより、観光案内やお参りガイドという感じです。そのつもりで読めば、けっこう楽しめます。
2021年10月28日
里見桂時代劇傑作選
私が大好きなOヘンリーと時代物の合体ということで迷わず読みました。大筋はわかっているので「どのようにアレンジするのか?」位の興味だったのですが、そうきたか!と意表をつかれました。原作を壊すようなことはしていませんが、とても面白いラストです。Oヘンリーを読んだことがない人はもちろん、あらすじは知ってるという人にもお薦めです
2021年10月26日
きみの声 ぼくの指
私の家族は障害者ばかりだったので、他の人の優しさも偏見も体験してきました。それだけに、感動ポルノや『的外れな同情』にはうんざりなのですが、この作品には素直に感動して涙がでました。「るる」を取りまく人たちは、「るる」が障害者だから応援しているのではなく、友達だから、家族だから、「るる」だから応援しています。障害者のハンデを支えることは大切です。でも、それは手が届かない棚の荷物を背の高い人が代わりに取るような、ごく普通のことです。障害者と健常者という二種類の人間がいるわけではありません。この作品では障害者が抱えている問題も数多く描かれていますが、「障害が主題の作品」と決めつけず、るるを一人の少女として見てください。ドラマの部分が素晴らしいです。
2021年10月25日
貧民の食卓
読む前は勝手に「ほのぼの系」かと思ったのですが、第一話でいきなり母親の死因がわかり、ああ、そっち系かと(笑) これは面白いです。作画崩壊も親父のいい加減さに似合っていてご愛敬。毎回登場する貧乏レシピもなかなか参考になります。
2021年10月20日
桜奉行 遠山金四郎
テレビ時代劇のような展開で面白いのですが、やや駆け足で話を進めた感があり登場人物が薄っぺらいのが残念でした。連載もののように時間をかけて描ければ、心理描写などの肉付けもできたのかと思います。
2021年10月20日
戦国猿廻し 信長・秀吉と蜂須賀小六
史実にこだわらず、パラレルワールドの戦国史と割り切れば、面白いく読めます。本能寺の変以降がやや駆け足になってしまったのが少し残念。織田信長よりも武田信玄の器が大きく描かれているので、信玄ファンにはお薦めです。
2021年10月13日
男弐
小池一夫作品への好みで好き嫌いが別れると思います。ドラマの流れとは関係なく唐突に挿入される濡れ場や裸など、小池ワールドが苦手な人にはきついかもしれません。45話以降は土方歳三が主役となりますが、「燃えよ剣」のような展開を期待している人は読まない方がいいかも。
2021年10月9日
土方歳三
読みごたえのある作品でした。この手の歴史物は、史実に縛られて全く面白くなかったり、逆に作者の思い入れで人物や事件が歪められたりしがちですが、本作は史実とフィクションのバランスが良いと思いました。登場人物も現存する写真などを元にしっかりと描かれています。
2021年10月6日
三匹
最高に面白いです。主人公の三十郎ならぬ「四十郎」をはじめ、登場人物がみんな魅力的。時代劇ファンならわかるあのネタこのネタもたまりません。こんな痛快な作品を配信してもらえて感謝します。
2021年10月5日
柳生武芸帳
原作が未完のままだったので漫画化でどのようにまとめるのか期待していましたが、結局尻切れとんぼのままでした。原作と同時進行ならともかく、このようにフラストレーションが残るだけの作品は企画するべきではないと思います。ただ、貝塚先生の違う画風を見られたのだけは収穫でした。
2021年9月27日
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