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yomさんのレビュー

本日も休診
皆勤賞を止める学校が増えているらしいが、当然の事と思う。 誰しも事情があって休みを取らねばやっていられない時がある。 この作品に出てくるのは、「古き良き日本」の一言では片付けられない残酷さ、無情さ、物悲しさに満ちた日本の原風景。むちゃくちゃハード。登場人物はみな大らかだけど、自分のことで精一杯というのも伝わってくる。 強く生きるためには休んだり逃げることも必要と思える、そんな解毒作用がありました。
2021年10月18日
終わりと始まりのマイルス
マンガ・エロティクス・エフ連載とあってエロ要素強め。と言ってもエロ描写に力入れてるわけではなく、ほのぼのとした日常の中の性生活という感じで、ゆるバカバカしい。想いとか情念が浮かび上がりやがて消えゆく世界観が儚く美しい。
2021年2月7日
だるま心療譚 完全版
不思議な効果をもたらす鍼灸院という設定がまず良い。不思議な道具や薬もいいけれど社会人としてはなんだか説得力を感じてしまう。 吉田ひろゆき作品はささやかな佳作ばかりで、暑苦しくなく心が温まる。 最後の話に「冷血膏」を持ってくるのが巧い。 だれしも長所と短所があって、それは各々が与えられた特別なモノなのかもしれない。
2020年10月3日
幸福ノ學習社 完全版
1話完結の不思議な道具を通して見る人間ドラマ。 道具自体は凄いけど、ささやかな幸せが描かれ、 慎ましい気持ちになれる佳作揃い。少し不気味で少しほのぼの。 第5話「ベビーG」大体同じ道辿るだろうに作る方も悪い気が...。 第7話のノリ子笑った。こいつはこいつで教材必要だろ。
2020年10月3日
浜翔 HAMASHO! 分冊版
80年代の小学生あるあるなんだけど ただ羅列するだけじゃなくストーリーが魅力的なのが良い。 無垢でバカで楽しい。
2020年7月14日
連ちゃんパパ
家族の不和をきっかけにパチンコにのめり込み、どんどんクズがクズを呼ぶハートフルコメディです。 依存の恐ろしさは周りが見えなくなること。 1つの快楽を目の前にして、あとはどうでもいい。自分の信頼すら投げ打っても全てが他人事(だから何でも平気で出来る)。 人間の欲望があくまでソフトなタッチで描かれ胸をえぐります。
2020年5月22日
アサシン ichiyo
てっきり原作と作画が逆と思ってた。柔和でギャグマンガ寄りな絵。ちょっと緊迫感に欠けるものの親しみやすさはある。
2020年3月8日
サイコドクター
症状の要因(謎)を散りばめ最後に心理面の解説(解決)。 展開自体は読めちゃうんだけど、 単なるミステリーやサスペンスではなく心理学が軸にあり、 そこの求心力で読み進められる感じ。 ベタだけど安心感。
2019年5月30日
プロペラ天国
普通の人間と合成人間がいる世界 、とあらすじ書いたところでな不思議すぎる作品。 プレイステーション1(90s)の空気感をひしひし感じる。 よく分からない設定の中にどうかしてる世界と思想があって 独特の時間感覚が流れてる感じ。 郷愁っちゃ郷愁。でも面白いかと言えば何とも言えない~。
2019年3月8日
松森正作品集 僕等は愉快な訪問者
大友×松森は1話と言わず1冊の作品集で読んでみたい。
2019年2月11日
地球最期の日
『地球最後の日』が題材のハードボイルド作品。 それは「地球最後の日をハードボイルドする人々」と言い換えてもいいはず。 苦味まじりの絶望。
2019年2月11日
18階の男
78~81年に描かれた現代社会の闇というか歪みを写したような作品。 当時の日本社会に関心があるなら一読の価値はあるけど 社会背景が色濃いので娯楽としてはハードル高いです。
2019年2月10日
タイニー
松森正の絵はスピード感と凄味があって良い。徹底して娯楽作。
2019年2月10日
肌の記憶
「鬼火」は現代に置き換えると、アイドルとオタクの寓話のように読めた...。 あとはどれも大人の官能な短編。ヒヤリとする感じもあり味わい深い。
2019年2月9日
クライングフリーマン
殺し屋の資質を買われ強引に裏社会に引きずり込まれた男。 仕事を終えるたび条件反射で涙がこぼれる。 という設定なので筋書きとしては 自分を殺し屋にした組織に復讐、であるべきなのだが、 その組織が実在していたと連載中に発覚 しかも作品を読んで気に入っていると言うから、 とても悪くは書けなくなり路線変更を余儀なくされた。 てな経緯があるものの、細かい辻褄はどうでもいい。 めちゃくちゃ面白い。 ギャグ要因の巨漢の女を含め、なんじゃそれな描写の連続で アクション、人情、バカが詰まってる。とにかく楽しい。
2019年2月2日
片恋さぶろう
老家康の悲願は徳川安泰のため齢8つの和子姫を天皇の下へ入内させる事。 京の公家は阻止するべく刺客を送り込む。それを守るが片乞三郎と。 タイトルが片恋だから思わずエッと思いましたが、当然ながら忠義の愛。 そこまでするか!という命の尽くしっぷりはまさに献身。 人生丸ごと捧げる姿に胸打たれました。 気迫の凄味が充満して最後まで突き進む怒涛の物語。傑作です。 あと、収録されているカラーイラストの美しさよ。
2019年1月29日
獣のように
当時のビリヤードブームを受けて、ヤクザがタマの取り合いする漫画w 話の運び方がホント上手い。緊張の糸がピーンと張ってる。気迫のせいでショットのシーンは指詰めを連想しちゃう。 2巻まではビリヤード要素もあったけどそれ以降は普通のヤクザものですね。
2019年1月25日
マニュアル
企業戦士、VHS、オカルト(UFO、超能力)・・・時代ですね。 絵は野暮ったいけど原作の良質さは感じます。 現在、データ漏洩やAIの暴走の恐怖はあっても「磁気がオカルトを呼び寄せる」なんて発想もう誰も考えてないですよね。そういう意味で今読むと新鮮。 ぶっ飛びながらも狩撫麻礼の現代社会に対する反骨と悲哀が良い渋味になってる。 でも一番の見どころは最後のコマの絵力。(漫画好きの間では有名なんだろうか?) 変な漫画だ~。まぁ当時のオカルトブームの影響下にある作品なので、いたって真面目にエンタメした結果なんだろうが。
2019年1月24日
シガテラ
毒っ気はありつつ日常の範疇に収まるようなエピソードばかり。しかしそれが蓄積していくことで「普通」の恐ろしさが暴かれ、普通の外側は決して遠くないという実感が溢れてくる。
2018年11月17日
ヒミズ
『罪と罰』のような文学めいた題材ながら、あくまで漫画的で現代的な空気が充満してる。退屈すぎず、安っぽすぎず、絶妙な空気を感じる。
2018年11月17日
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