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m*****さんのレビュー

花ゆめAi 恋するMOON DOG
最っ高~!!の最っ高~!! 今、どハマり中の大好きな作品です。素敵な作画と、とびきりキュンなストーリーに魅了されてます。とてもワンちゃんラブな作者さんなのかな?犬の作画が驚くほど上手いです!登場人物もそれぞれに個性的な魅力があって、嫌なキャラが一人も出てこないのも嬉しい。ドキドキのストーリー展開に今後も期待大で目が離せません!
2022年5月31日
空におちる
どこにでもありそうな平凡な日常生活の中での色んな感情や、それに伴う行動の様子がごく普通にありのままに描かれていて、素朴でとても身近に感じる作品でした。立場の違いこそあれ、その時々に思い、悩み、考えることは皆そんなに大差は無いんだ…と、不思議な連帯感と安心感を覚えました。
2021年10月19日
闇を抱く森
1~4話までの表題作は、主人公のこれまでの不幸な体験や境遇にとても憐憫の情が湧きました。前途の幸せを願いたい読後感でした。5話目は、かなり風変わりでヤバめな性格の主人公が面白かったです。 6話目は、結婚生活約10年にして4人目を妊娠した妻のリアルであるあるな感情や様子が上手く描かれた、とても共感出来るストーリーでした。 ラストのオチには思わず笑えましたが、なんだかんだ幸せそうなので良かったです。
2021年10月16日
黒谷知也作品集 分冊版
主に『本』をテーマにしたファンタジーの作品集です。どの話も奇抜な発想ばかりでとても楽しめました。特にダントツ面白くてハマったのが、唯一『本』がテーマでは無い5話目の“鳴鶏”。冒頭の説明文から、そのキテレツさに心を鷲掴みにされました。そしてその後も続くユニークな内容設定の数々。どうしてそんな面白い発想が次々と出てくるのだろうかと驚かされます。まさに「奇想天外!奇妙キテレツ!」。僭越ですが、この言葉を賛辞として作者さんに伝えたい気持ちになりました。
2021年10月14日
東京黄昏倶楽部
元気なおじいちゃんやおばあちゃんが主役の楽しい短編集です。どの話もお年寄り達が元気いっぱい大活躍で、とても面白かったです。じいちゃんばあちゃんっ子だった私には“ツボ”な作品でした。中でも最後の『おじばの一生』が少し変わり種な感じで面白くて一番のお気に入りです。
2021年10月9日
愛のかたち
人生のシナリオの一部分を切り取って静かに語りかけてくるような、じんわりと心に響く短編集です。それぞれの立場の女性目線の描写で、共感出来たり同調する所が多かったです。当たり前だけど、娘、妻、母親など、立場が変われば経験や体験する喜怒哀楽も変化するわけで…。良い事ばかりではないけれど、やっぱり人生は味なものだな…と、思わせてくれる作品でした。
2021年10月9日
清姫ものがたり
『清姫ものがたり』は、一途すぎる恋心が、次第に激しい情念となって化け物と化してしまうところは、恐怖と同時に深い哀れみや悲しさも感じました。生きて結ばれたわけでは無いけど、あの結末にはひとすじの光りがあり救われた気がしました。 『夏みかん』は、序盤のユニークな感じから一変して、主人公が生前の祖父とのやりとりを後悔する場面は、何とも切なくて心がギュッとなりました。 最後の『愛~エロス~』は、アルキビヤデスの繰り返しの猛アピールにも全く動じていないソクラテスのことが、なぜか次第にカッコ良く見えてくるという妙な面白さもあって楽しめました。
2021年10月6日
「人生」のようなもの
とても面白かったです。 どの話も独自の創造性があり、独創的かつ奇異で、何とも言えない読後感がありました。ほとんどの話がファンタジーや幻想の類いですが、あまり見たことがない不思議な感じのする作風でした。最後のところに、“付記”として著者による各作品についてのコメントが書かれていますが、その部分を見ただけでも、きっと作者さんは凡人の枠をかなり超えた創造力や発想力を持った方だろうなと察することが出来ます。
2021年10月3日
人間劇場
さまざまな人間の生き様を描いた短編集です。絵柄から、かなり年代物だろうなぁと思い少し調べてみたら、なんと1967年の制作!まるでお宝のような年季の入った作品ですが、読み始めからグイグイ引き込まれて、あっと言う間に読了しました。 他の話に比べて異色に感じたのは5話目の『はえ』。たった一匹のハエのために…と、結末に恐怖感を覚えました。古さの中に不思議な“懐かしさ”も感じたこの作品。一話一話の物語がとても味わいのある“人間ドラマ”でした。
2021年9月30日
彼はそこにいた
日々の喧騒や嫌な事を、読んでる間少し忘れさせてくれるような愉しさがいっぱい詰まった短編集です。大笑いとかでは無いけれど、終始思わず、“クスッ”とか、“プッ”となってしまう箇所が沢山あって、他の作品もそうですが、作者さんの“読者を楽しませたい”というサービス精神がすごく伝わってくる愉快な作品揃いでした。
2021年9月28日
君のいる場所
家庭生活が上手くいくためには、夫婦間でも親子間でもお互いに思いやりを持って何事も協力し合うことは基本的でとても大切なこと。それが出来てなくて、ギクシャクしていたり不協和音を立てている家庭が多いのも事実だと思う。この話の家族もその中のほんの一例で、子どもの病気発覚がきっかけで夫が家庭を顧みるようになったのはちょっと皮肉なことでした。 健気な健太くんの言動に終始胸を打たれ、悲しい結末に心が痛みました。
2021年9月19日
転校生の観察日和
ふわりとした可愛らしい絵柄のファンタジー3作品です。 意外にも、絵柄からは想像しにくい感じの切なく悲しいエピソードなども所々にありましたが、全体としては、ファンタジーならではのユニークで奇抜な発想の中身に思わずクスッとなりながら、ほんわか愉しい気持ちのまま読了しました。
2021年9月17日
応天の門
歴史上の実在の人物である在原業平さんと菅原道真さんを主なモチーフとして描かれたこの作品。期待を大きく上回る面白さで堪能しています。その中心は、やはり何と言っても少年道真さんですね。 本人が全く望んでもないのに次々と舞い込む難事件や難問題を、持ち前の優れた頭脳と豊富な知識を駆使して解決へと導いていく。その様子は、さながら平安のホ◯ムズか、はたまたコナ◯か…!と、架空の名探偵を彷彿させる活躍ぶりです。 更なる魅力は、とても画力の高い作者さんなので、時代物の服装、髪型、装飾品はもちろん、背景や建物に至るまで、描かれているもの全てが文句無く上手い。もう眼福としか言いようのない素晴らしい作画です。 今後もこの絵柄とともに、どんなストーリーと出会うことが出来るのかとても楽しみです。
2021年9月15日
香る水
感覚障害というデリケートなテーマが織り込まれた4つの話からなる作品集です。優しげで美しい絵柄とともに、それぞれのストーリーが淡々と流れるように展開していきます。その上で、登場人物たちの意思や様々な心情は思いのほか強めにストレートに伝わってくるのが魅力で惹き付けられます。各々、複雑で辛い過去を抱えた主人公たちでしたが、どの話も明るい兆しの見えるラストになっているので安堵しました。
2021年9月11日
ヤガヤシャ
話の前半は思ってたよりコミカルな雰囲気でしたが、後半から終盤にかけて次第にシリアスでリアルな展開になっていき、最後はこれから感のある明るい締めくくりに。夜市の正体や天との意外な関係性など、設定もなかなか面白かったです。 全体的に絵もストーリーも重すぎず堅すぎず、程よく力の抜けた感じがして気軽に楽しめる作品でした。
2021年9月3日
里見桂時代劇傑作選
歴史・時代物が好きなので、表題とカラフルで綺麗な表紙絵にふと目が止まり読ませて頂いたのですが、とても良かったです。この4つの話の題材になっている、オー・ヘンリーの原作の方は恥ずかしながら2つしか知らなかったのですが、それをアレンジした時代物としての面白さは十分に堪能出来ました。 各話の最後に明らかになる歴史上の偉人の名前に、“なるほど!この人だったのか…”と、妙に感動したり…。 外国の短編小説を題材にして、これだけの作品を作り上げる作者さんの力量に感心させられました。
2021年8月30日
君の終わりに,何度でも°
主人公が持つ“特殊な能力”が興味深くて面白かった。 思い起こせば、人生にはやり直したいことが幾つもある気がする。自分の過去の色々な事の選択ミス、努力不足による不満足な結果…等、出来ることなら、”あの時に戻ってやり直したい!”と、思い浮かぶあれやこれや。もし、小森のように『ミニマルループ』が使えたら、自分だったらどの時点に一番戻りたいかなぁ…と、ちょっとだけ叶いもしない妄想にふけりました。
2021年8月28日
グレイッシュメロディ
とても絵が綺麗で見応えのある作品でした。目がうるうるで端正な顔立ちの人物はもちろん、背景や建物の描写の正確さと美しさは目を見張るほどでした。 ストーリーも、人の優しさや愛が隅々まで行き渡っているように感じられてとても癒されました。 しっかり者で父親ゆずり、いや、それ以上の美少年、真幸くんの成長していく姿を描いた続編がすごく見たくなりました。
2021年8月24日
僕のうちへおいでよ
とても心が温かくなるお話でした。 辛い経験や体験を沢山した人ほど、相手の気持ちに寄り添えるし人に優しくもなれる。 アキラの取る行動は正にそういうところからくる本能のようなものですね。 そんなアキラと関わるうちに、サクヤもルカも前向きに自分自身と向き合えるようになっていけて良かった。 ルカの書く新しい小説は、きっとハートフル&ハピエン完結間違いなし!…でしょうね。
2021年8月22日
地上の一点~耕野裕子自選作品集~
3作品からなるオムニバス短編集。 1つ目の話はマナとシズルの関係性がとてもユニーク。二人は幼なじみで、恋人同士でも夫婦でも無いけどお互いに大切な存在。いつも身近に居て励ましあったり支えあったりする仲で微笑ましかった。2つ目の話は不慮の事故で死んでしまった妻(主人公)が登場するファンタジー。死んでもなお、愛する夫を想うあまりに葛藤する女心が切なかった。 3つ目は表題作。不幸な生い立ちからか感情表現が上手く出来ない孤独な心を持つ青年トミーと、彼の好きな女性であるエマの関わり合い方がとても感動的で心に響いた。 それぞれの話に共通するのは、滑稽なようにも繊細なようにも見える登場人物達の豊かな表情と細やかな感情の動きを表した巧みな描写。すっかり魅了されてしまいました。
2021年8月18日
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