スキマ スキマ - 無料漫画を読んでポイ活!現金・電子マネーに交換も!
総合
少年
少女
青年
女性

A*****さんのレビュー

黒天使シンセラ
個人的に、わたなべまさこさんはレディース作品より少女ホラー作品の方が好きです。 その代表作である「聖ロザリンド」の後に描かれたこの「黒天使シンセラ」は、独特の絵柄と世界観がよく似ているけれど、短くまとめているせいか少し物足りなさが残りました。 シンセラがママの愛に気付いて葛藤するシーンがもう少し掘り下げて描かれていたらもっと良かったかな。
2020年10月7日
あの人は悪魔
悪魔は編集長のことだと思ってたら、彼氏(夫か)のことだったのね。 性欲に溺れて周りも見えなくなるなんて本当漫画チックすぎるけど、主人公が馬鹿だから成り立つ展開だと思うので仕方がないね。 実際こんな考えなしな人間は早々いないと思う。
2020年9月24日
ひまわり
この人の漫画って、最後はとりあえず主人公はある程度救われはするんだけど、そうなるまでの過程に目を背けたくなるような虐待シーンばかり続いて読むのがしんどい。 チューリップもそうだったけど、絵柄がソフトな分余計に刺さるというか。 なので、そういうのが苦手な人は読まない方がいいと思う。
2020年6月24日
彼はだんだん血にそまる
井口かのんさんの作品は、とにかく後味が悪い。悪いんだけど、なぜかついつい読んでしまう中毒性がある。この短編集には四つの物語が載っていますが、どれもそれぞれ読み終わるとチクリと嫌なものが残ります。ただ、全体のお話としてはよくできているし、絵が可愛らしくて読みやすいので、初めて読む人向けかもしれません。未読の方は、少しだけ覚悟してどうぞ(笑)
2020年6月9日
不気田くん 時の流れに…
不気田くんを初めて読んだのは、小学校低学年の頃でした。不自然に歪んだ顔立ちの醜い男の子が、自分の愛に応えない可愛らしい女の子を次々死へと導く物語は、子どもの私にはただただ恐ろしく、なぜ彼がそんなことをするのか全く理解できませんでした。 でも、時間を空けて発表される続編を読み進めていくうちに、彼の行動の理由がわかってきて、その悲しい呪いのお話に引き込まれ、怖いだけの物語じゃなかったことに気づきました。 それから30年近く経って不気田くんの新作をまた読めるとは。前作ではやっとアラクネの生まれ変わりに出会えて、奪うことはせず見守ることを覚えた不気田くんが、彼女と平穏に暮らすところで終わったと思っていたんですが、そこから彼は幸せになれるのか……ドキドキしながら読んで、結果とても切ないラストに胸が痛みました。ホラーだけど、不気田くんシリーズはできれば幸せなエンディングを迎えて欲しいと個人的に思っているので、もしまたこの先を読むことができるなら、楽しみに待ちたいと思います。
2020年6月8日
鬼切丸伝
サンデーで連載されていた頃の鬼切丸が大好きでした。 主人公の少年は、いつもどこか寂しげで悲しげで、人間になりたくて鬼を切るのに、人間がいる限り鬼がいなくなることはないという矛盾の中で繰り広げられる物語は、どれもとても印象的で、今読み返してもどこか胸に響きます。 それに比べて、この鬼切丸伝は全体的に薄っぺらい。 戦国時代の実在する武将たちを登場させて鬼と絡ませる、という発想は悪くないと思いますが、鬼切丸の表情から何からどこか以前の作品にあった悲哀がないというか。何かが物足りない。絵は綺麗だけれど、全部が全部こじつけすぎ。 過去作が好きだった分、残念です。
2020年5月31日
ガールズホラーの贈り物
うーん。 90年代はホラー漫画全盛期だったけど、この人の漫画はその中の大御所の作家さんたちのネタを使いまわしてるだけのような。 どこかで似たようなもっと怖い漫画を読んだような感じがして、面白いとは思えなかった。オリジナリティを感じられない。
2020年4月4日
ブス界へようこそ
うーーーん。 色々期待して最後まで読んでみたけど、同じ展開がずーっと間延びして続くだけで結局何が言いたいのかわからない。 まだ完結してないから? でもこれ、完結したところで何も変わらない気がする。だって最初にオチを言っちゃってるから。
2020年3月29日
アンリミテッド(Unlimited)
別のアプリで読んでいたのでここでも読めて嬉しい。 サイコパスとタイトルにはありますが、どちらかというとソシオパスのお話です。 主人公が正義の味方なわけではなく、犯罪者側の心理を理解して行動するので読んでいて共感できる部分はありませんが、そんな主人公を犯罪者にならないように育てた叔母の存在が面白いなと思いました。 絵も綺麗で読みやすい作品なので、興味のある人には是非お勧めします。
2020年2月10日
なぜ少年はビルから飛び降りたのか~柊の森~
とても考えさせられる作品だった。 ただ、どうしても透の父親の心理が理解できない。道端で震えていた女の子がいたから、マフラーをあげるのはわかる。でもなぜそのあと再会したらセックスするって流れになるんだ?? 警察に保護してもらうとか、シェルターを探してあげるとかならわかるけど、性交渉に及ぶのはどうしたっておかしいだろ。 それさえなければ透は実の母親に殺されかけることもなかったし、妻が透をあんなに追い詰めることもなかったのに。 全ての元凶の父親が良い人っぽく描かれすぎてて納得いかなかった。 話のオチはハッピーエンドなので良かったです。汚い大人の勝手な行為で虐待されて子どもが亡くなるような話は、フィクションでも見たくないので。
ネタバレを含みます
(タップして表示)
2020年2月3日
ニュクスの角灯
初めて読んだ作品でしたが、もっと早く出会いたかったと心から思いました。 文明開化後、目まぐるしく変化していく日本で、1人の少女が経験する様々な出来事がお伽話のような雰囲気でとつとつと語られていきます。 時折登場する不思議の国のアリスやチェシャ猫が、着物姿の中に混じる洋装の人々のように、小さな違和感と新鮮さを読み手に与えます。 読み進めるごとに引き込まれて、私は無料分を一気に読破して有料話も購入しました。後悔はありません。 そして、できることなら書籍を手に取ってもう一度読んでみたいと心から思います。 このレビューで、1人でも多くの人にこの作品の素晴らしさが伝わりますように。お勧めです。
2020年2月2日
残機×99
現実でRPGをやるとしたら、こういうグロテスクな展開もありなんだろうなとは思うけど。そこはある意味リアルなんだろうけど。 この漫画は、打ち切り状態なせいか色んな意味で詰めが甘い。 ヤンデレが男の娘に懐く理由が唐突すぎて伝わってこないし、未来予知の子が生に執着してる癖にゲームにあえて参加してる意味もわからない。 おまけに首謀者の狙いがゲームキャラなら、なぜそのゲームに入りこむことまでできるのにキャラの家族設定とか知らないの?? チートできるなら残機なんかいらなくない?? この手の漫画は確かにありふれているけど、きちんと設定を練ってあれば面白いものもあるので、そこができていないのが残念だった。
ネタバレを含みます
(タップして表示)
2020年1月31日
胸底の毒
よくある話を適当にまとめただけ。 何かひねりがあるかと少し期待したので残念。 ちなみに、たった1ヶ月でそこまで重症化させるような食事をしたら、どんなにジャンクフード好きな人でも味付けが濃すぎてバレると思う。そして、一生要介護の夫と子供を育てて姑と同居するのに幸せになれるとは思えない。 全然スッキリしないし、リアリティもない。 つまらない作品だった。
ネタバレを含みます
(タップして表示)
2019年12月20日
毒母~私のママは世界一~
こういう作品を読むと、親が子どもを洗脳するのって簡単なんだなあと思う。 それでも、子どもの全てを親の思い通りにさせようとする事は不可能だから、洗脳され続けた子どもはひたすら苦しみ歪んでいく。 この漫画の母親は、現実逃避のためだけに我が子に勝手な理想を押し付けて、支配し続けた。それは立派な虐待なのに、暴力や暴言がないから、周りは気づかない。 そこが1番怖いと思った。
2019年12月17日
方舟
うーん。絶賛する人が多いから読んだけど、個人的にはいまいちだった。 20年前の作品だからというより、しりあがり寿にはあまり壮大なテーマは向いてなかったんじゃないかと思う。 この人は、もっと身近な小さな世界の話を描くのはとても上手いけど、ここまで話を広げるとリアリティが全くなくなって、整合性もなく、ただふわっとした結末だけを残して、言いたいことが真から伝わってこないというか。 テーマとしては悪くないし、将来起こるかもしれない恐怖というのはわかる。 ただ、作家の力量の限界が顕著な作品だった。
2019年9月25日
アルキメデスのお風呂
うーん。 どうにも登場人物たちに感情移入ができない。 常に受け身で自分自身がない主人公も奇天烈王子も、このまま関係がどう進展するのかよくわからないし。 話に量子力学とかを絡める必要性も特に感じられない。 私には面白いとは思えない作品でした。
2019年7月29日
悪夢のためいき
私が小学生の頃、オカルトブームというものがありました。その頃たくさん書店に並んでいたホラー漫画雑誌で読んでいた「悪夢の招待状」というシリーズものの、レディース向け作品がこの「悪夢のためいき」のようですね。 個人的には、過去の少女向け作品のエピソードもちらほら出てくるので読みながら懐かしく思い、自分と同じような人たちが読んでるのかな?と思ってレビューを見てみましたが、「悪夢の招待状」の方はあまり認知度がないのかな? ともあれ、レディース向けなので性描写が必ず出てきますが、内容は大人のオムニバスホラーで読みやすいです。初見の人でも気軽に楽しめる作品だと思います。
2019年7月16日
犬木加奈子の恐怖シアター 婆ちゃんの百怪奇談
うーん。 怖いは怖いですが。昔の犬木作品に比べでしまうと全く物足りないと思いました。 あと、誤字が多くて気になったかな。 初めて読む人ならそれなりに恐怖を感じられるかもしれません。
2019年7月13日
白異本
怖いというより、気持ち悪い。 そして物語の起承転結がしっかりし過ぎてて逆に嘘くさい。 本当にあった怖い話風にするなら、原因がわからない恐怖物にした方がリアリティがあるんじゃないかな。 ホラーとしての出来は良いと思う。
2019年7月9日
母性の失落~無戸籍児童の消えゆく声
この漫画の母親を責める人は多いんだろうけれど。 私も、彼女が間違ってるとは思うけれど。 生まれた時から誰からも大切にしてもらえなかった人が、大人になって誰かを大切にすることなんかできないんじゃないだろうか。 愛情表現の伝え方を一つも知らなかったら、体でつながることだけが確かなものだと信じてしまうのは仕方がないんじゃないだろうか。 そして、その結果作ってしまった子どもを愛せないのは、彼女だけのせいじゃないと思う。 児童虐待は、そうやって永遠にループしていくしかないんだろうか。 どこかで誰かがあの女の子を、手遅れになる前に正しく愛してくれることを心から願います。 現実にそんなことは起こらなくても、フィクションの世界ではせめて子どもが不幸にならない未来を想像したい。
2019年6月7日
レビューフィルタ
12 3 ... 7