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obmoricさんのレビュー

あの人は悪魔
大人になればわかるのよね。こういうことはあります。このお話はお互いに離れていく必然があるけれど、本当に惚れる人って好きになった順番じゃないのよ。それは例えば子供がいたってそうなの。星が三つなのはちょっと簡単な話の流れかって思ったから。でもそれはこの後の展開によっていくらでも変わるわ。頑張ってね。
2020年4月26日
宮本武蔵
吉川英治先生の書をなぞって作られた話ね。バカボンドはなんだか一つの出来事を突き詰めすぎて今は休んでおられるわね。あれはあれでいいのだけれど。私はこの作で心打たれるのは武蔵が橋のたもとでお通を置き去りにするシーン。橋の欄干に『ゆるしてたもれ』の削り書き。これ原作にもあるんだけど。こんな切ないシーンってある? 今の作家さん頑張ってよ。文字で見るのと絵で見るのはこれほど違うのかと思ったわ。寸評としては偏っているのだけど。満点よ。
2020年4月19日
KIMURA ~木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか~
『木村はなぜ力道山を殺さなかったのか』それは悲しくも、悔しくも、妻の病気に大金のかかる薬が必要だったのかにしても、商売に失敗して借金を抱えていたにしても。いかなる理由があったにせよ、『侍』であるべきだった本人が八百長を引き受けたからなのよ。 晩年の木村は八百長のことをNHKで話していたわ。それはもはや、やせ細りどこかに病をもっていると思えた姿で。公の場でこれを認めたのはこれが初めてだったでしょう。空手の大山などには本当のことを話していたとしてもね。力道山との試合後、彼が脇差風の刀をもって力道山を狙っていたなどと、ある本には書いてあったけど、それこそ裸一貫で日本一になった彼には失礼じゃない。この本もあちらこちらに『だろう』『と思われる』が隠れている。今は木村大先生の功績を称し、冥福を祈るべしではないかしら?
2020年4月19日
SEWING
すべての漫画を読んだわけではないけれど。これほど、服飾に気を入れた作品は知らないわ。ところどころの感想で『打ち切り』なんて言葉が出ていたけど。どこをどう見て打ち切りと思えるの? きっちりと先を見据えたラストだと思うわ。 良作と思います。
2020年4月17日
続 翔んだカップル
この作品は何年か前に読みました。その時もレビュー書いたんだけど。この先生『心のひだ』を書かせると天才ね。人生に悩む。恋愛で悩む。初恋の人で悩む。それは誰でもあることなのね。そこをこれでもかと『重箱の隅をつつく』作品作り。素晴らしいわ。最後にもう一度、圭ちゃんと結ばれるのかな? なんて思わせるラストも大人です。恋愛大好きな少女漫画と、殴り合いの好きな少年漫画をまぜこぜにしたような話ね。でも好きな作家さんだわ。
2020年4月15日
一杯の魂‐ラーメン人物伝‐
佐野さんの最終回だったかしら? 原作者さんらしき人が出てくるのだけど。すごくラーメンが好きなのよね。作品についてですけど、取材が本当に緻密にされていて、一話一巻にできるのだろうのに、涙ながらに短くしたような苦しさが見え隠れします。でね、このような意見は本作の評価にならないのだけど、出演者の奥様みんな良い人なのよね。夫婦ってこうありたいわね。話がずれました。秀作です。
2020年4月8日
新ナニワ金融道
これ、青木先生がお亡くなりになってから作られた作品よね。絵柄は似てるんだけど三次元カットが当時は無かったわね。でも戦後の話になるまでは先生の原作っぽい。それ以降は歴史をなぞったような。犯罪史を真似した様な感じで青木節ではない。感じね。でも『よくできました』感がすごいわ。奥様の力か当時のスタッフの力かが入っているのでしょうが、本氏を亡くして、絵も、ストーリーも含めて良く作られたと感服します。五点満点なら七点を差し上げたいと感じました。
2019年8月15日
青木雄二物語
青木先生がお亡くなりになったのはその当日NHKのニュウスで知りました。本人の写真が使われていて。驚きました。今回の最終話は泣けましたわ。この人がご存命中の文章著書は殆ど読んでます。奥様の事が書いてある項もあって。今回の内容とは違いましたが、多分今回の内容が正解なのだと感じました。これは奥様が原作者でしょうね。十分な才能をお持ちだと思いました。青木雄二永遠なれ。
2019年8月13日
戦争に行こうよ!
これ初め見た時、単なる『おバカ漫画』かなって思ってみてたけど。相当に面白い。それぞれのキャラが持つ個性が最後まで守られていて全員が物語の重要な盛り上げ役になっている。内容もなかなかまじめなシーンや考えさせられるシーンもある。で、ラストも良いです。中では大声で笑ったシーンが何か所かあった。眼鏡のつるが針のようになっていて武器になるっていうシーンで。その道具を使おうとしたら眼鏡が外れるっていうシーンなんかは最高だった。是非読まれたし。一気に読めるよ。
2019年6月24日
猫のジボリと暮らしています。
これは、考え落ちだなあ。ジボリの声は主人公の声だったのね。だから主人公の願いの一端が叶った時、その時はネコの声で鳴いた。この後彼とうまくいったときには、ジボリはいなくなるのでしょうね。せつないなあ。
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2019年3月26日
モノクロイエスタデイ
この先生の作品好き。表題のモノクロ云々。これさ構図がうまいよね。納屋の中をやや斜めに描いたり、男の子の向こうの女の子とかの構図。味があります。入道雲。自筆ならすごいな。コンピューターなら簡単ね。 最終頁。ちなみに実像なら手前のひまわりと遠方の雲と二つにピントは合わないのよ。それはすごくロングに撮っても無理なのね。ここらあたりが漫画や絵画の醍醐味だと思うのです。 おじいちゃんの言葉。後悔ばかり……。それは私もそうです。そこで彼女は泣いた。私も少し泣きました。のちに作者のコメントがありましたが、それもなかなかです。もっと私の心に傷を入れてください。大賞をおとりになった。納得です。秀作でした。
2019年3月15日
同棲活動
すごい、すごい。本当に面白い。感情が少しづつ彼女に移っていくさまが本当に上手く描けている。そして後半の出来事、ちょっとしたボタンの掛け違いが友情だって恋愛感情だって無くなってしまう事ってあるよね。でもこの主人公は全部大事にして無くさなかった。こんなに心のひだを上手に描いた作品は久しぶりに見たわ。最高点です。 え? 何? これ書いたの『男性』? おっと、腰が抜けてしまいました。
2019年3月4日
僕 BOKU
う~ん。ボクシング漫画は好きなので結構見るんだけどね。色々と引っかかるんだよね。描写で行けばパンチが当たった時の粉砕骨折したような顔面。あれじゃあすぐに死んじゃうよ。そして耳からの出血を三半規管からと書いているけどあんな動脈も静脈も通っていない場所からあんなドロッとした血は出ないよ。あれは脳からの出血と考えるのが正しい。つまり彼はあの直後か、よくても試合後には死んでいる。 愛花さんは最後どうなったのかな? わざわざ試合場まで来てさ、この辺りも消化不良ね。 そしてラスト、裸になって飛び降りたの? もしくは妄想? だとしたら描写が拙すぎる。支離滅裂としか見えない。 ただね『僕のめざめ」で百恵さんと結婚したシーンが妄想で出てきたけど。これがラストならよかったのになあ。 少々、いや違うわね。大いに残念でした。 2019年3月3日
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2019年3月3日
裏通り雷人
この人絶対に闇金に向いてないよね。 ちょっとしたきっかけで知り合った闇金の人に話を聞いたんだけど「心中したらどうするのさ」ってきいたら「その時は許す」って言ったんだよ。「許す」だよ。その見返りは「死」だよ。 それを知っているだけにこの主人公に感情移入してしまいました。いい人だよ。頑張れよって思ってしまいました。 2019年2月26日 違反報告 0
2019年2月26日
板前鬼政
良くできたおはなしです。木枯し紋次郎のように関わりたくはないのにかかわってしまうバカな板前、結局は様々な場所で人を助けながらたった一人の身内を探す。紙一重のところで妹とすれ違うって部分は昔のドラマによくあった手法だけど。やっぱり悲しいよね。 ラストは大人ね。彼はこれからも妹を探し続けるという未来を探るような形で終わる。これは恐らく死ぬまで妹とは会えないということを意味しているのでしょうね。悲しい物語でした。
ネタバレを含みます
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2019年2月24日
日々碁席
へえ、これはなかなか深い物語だ事。人生と言うジグソーパズルの最初の一枚を探すことと、一番難しい中盤当たりの詰め方などを物語にしたようなお話。このお話悪人が全然いないのね。それが物語の品位を上げています。お侍さんの話も良かったけど。これもなかなかでした。最終話が特にジーンときました。
2019年2月23日
侍やめます
その時代を明確に記する、本当はそれを時代劇というのかもしれないね。武士の世の中があちこちで疲弊していた時代(こんなに早くからだったのね)を書いた作品。 これを名作と言わず何を名作というのか。 おい、おい、太秦のクリエーターよ。いつまで黄門や桜吹雪なんかの古くからある時代劇の焼き直しをしてるんだよ。むかし一世を風靡した木枯し紋次郎は『殺陣』を無視した本当の切り合いで受けたんだよな。それは常識を破ったってことじゃん。貴様らどうしてこの作品を映像化しないんだ? 頑張ってくれよ。日本の時代の一部を残す物語って大事でしょ。クリエーターって常識とセオリーとジンクスは破るためにあるんじゃなかったっけ。映像化して頂戴。唇の太い主人公を探して下さいね。それとそんなことはしないと思うけど。この作者の著作権分以上の報酬をお忘れないようにね。
2019年2月22日
看護婦物語-SACHI-【分冊版】
冒頭から始まる不幸の連鎖、人生『泣きっ面にハチ』ってことってあるよね。しかし初めの二巻はちょっと作成が安直。先が簡単に読めてしまう。それと何故彼がアメリカから帰ってからの話や、おじさまのところの甥との事を書かなかったの? ずいぶん匂わせておいて。でもね看護婦(いまは看護師)になってからの話は面白かったな。バングラディッシュの項なんかホスピタリティの賜物だもんね。このあたりをもっと根を詰めて書いたら恐らく、名作であり大作のナースステーションとは別の意味での世界を広げられたのにと思います。
2019年2月22日
愛蔵版 同棲時代
この作品は、ポエムでありエッセイであり。そして壮大な物語だわ。絵は時に写実、あるいは抽象、そして幻想的といくつもの扉を持ってらっしゃる。この作品、調べてみると漫画の連載は一年半続くのだけど、連載一年目にすでにテレビドラマになっているのね。そしてその二か月後には映画発表と相当なスピードで映像化されているの。それほど社会的にエポックメーキングな出来事だったみたいね。、読む前は刹那的に生きた若者物語と思っていたけれど(そういう部分もある)本日初めて読んでみてそれだけではない大作という事が分かりました。是非読んで欲しい逸品です。
2019年2月16日
MISOJI
なんでしょね、大人の皮を被った。大人になれない大人が。様々なジレンマを性にぶつけたお話かな。ラスト二枚までは読ませるのよ。後の二枚をも少し煮詰められれば違うと思うのだけど、つい一分前まで女の体がどうとか言っている人が突然税理士ってねえ。この先生にありがちな展開なんだけど。大いにもったいないわ。でもこの先生の話すきなのよね。やめられないわ。
2019年1月22日
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