s*****さんのレビュー
サッカーの憂鬱
いよいよW杯開幕ですね!
サッカー熱が高まる今だからこそオススメしたいのがこの作品です。
この本は、サッカー選手を陰で支える裏方さんにスポットライトを当てた短編集です。
フィクションではありますが、サッカーをこよなく愛する著者が綿密な取材に基づいて描いているので、純粋なお仕事ものとしても人間ドラマものとしても楽しめます(*^▽^*)
「審判」「通訳」「フィジカルコーチ」「スポーツカメラマン」「実況アナウンサー」といった業務内容が想像出来そうなものから、「代理人」「代表チームの料理人」「クラブ広報」「用具係(ホペイロ)」など、存在は知られていても実態が謎の裏方さんも取り上げられています。
私は「芝の管理人(ターフキーパー)」や「第3ゴールキーパー」がどんなに重要な役割を果たしているかこの本で初めて知りました。
他にも「チームドクター」「ユースコーチ」「サポーター」「ライター」「クラブ社長」など、全部で18の職業が取り上げられています。
ほとんどが1話完結なので、キックオフまでのそわそわした時間やハーフタイム間のちょい読みにもぴったりですよ。
支える側である裏方さんのお仕事を知ることで、選手達が見せてくれるパフォーマンスの尊さを実感し、目の前の試合の応援により熱が入るのではないかと思います。
サッカーへの想いを深く強いものにしてくれる本当に素敵な作品です♪
2018年6月14日
18
月曜から金曜の男子高校生
アニメ化の暁にはお菓子メーカーとコラボして忠実に再現した「さくりパイ」を発売して欲しいです。
どれだけサクサクなのか気になって気になって仕方ない_(:3 」∠)_
2018年6月6日
26
モヤモヤ・ウォーキング
「廃校の危機を救うためにウォーキングで全国制覇を目指す」
「ウォーキングすることで事件解決のヒントを掴む美少女探偵」
「ウォーキングの途中で見つけた近所の隠れ名店を紹介」
…といった万人ウケするエンタメ要素はこの作品には含まれません。
内なるモヤモヤを抱えた超運動音痴な主人公が、ひょんな事からウォーキング部なるものに入ることになり、部員や先生と交流を深めつつゆっくり成長していく地味な漫画です。
手に汗握る展開や過剰なドキドキの応酬は無いし、絵柄も人を選ぶけれど、それでもチャージされると真っ先に読みたくなってしまう不思議な魅力があります(*´꒳`*)
ツボにハマらないとひたすら退屈な物語かも知れませんが、個人的にお気に入りでこの先何度も読み返すと思うので☆4で。
第1話の「初めての道を歩いている」というシーンでなにか感じるものがある人は続きも楽しめるかな? と思います。
でめたい焼き、食べてみたいなぁ。ヒカリちゃんと一本木くんのむずきゅん未満な関係が進展するのかも気になる。
2018年6月6日
8
龍眼-ドラゴンアイ-
アニメ化希望のレビューを見て「そんなに?」と半信半疑で読み始めたら、ラストまで一気に読破してしまいました。
王道のツボを押さえつつ、どこかで読んだような既視感のある展開は一切なし。主人公と周りのキャラの関係性やバトルの見せ方も上手い。
メジャーな週刊少年誌で連載してたら間違いなくアニメになってるだろうな、と思わずにはいられない、高評価も納得の面白さです(*^ω^*)
夢中になれる熱い少年漫画をお探しの方、この作品を表紙や設定でスルーしちゃうのはもったいなさ過ぎますよー!!
2018年6月4日
18
神様がくれた背番号
人が人として生きていくのに大切なものとはなにか教えてくれる物語。
虎党ではない自分も、心の底からケンちゃん&タケ坊&阪神を応援してしまいました。
明るい未来が広がるラストまで含めて大好きです╰(*´︶`*)╯
【スポーツ物に興味がない人へ】
野球色全開の表紙と題材だけで回れ右してしまうかもしれないけれど、このレビューを読んだ縁ということで、とりあえず!騙されたと思って!お気に入りにいれておいて欲しいです。
「超暇だけど読む作品決まらないなぁ〜」って時にでも開いてみてください。全3巻なので読むのにそんなに時間はかかりません。
読み終わった後、あなたの心の宝箱にキラキラ輝くものがひとつ増えると思います。
2018年5月22日
42
クロカン
いても立ってもいられなくなってレビューを書いてしまうくらい夢中になって読みました!ドキドキハラハラの連続で面白かったー!!
連載開始が20年以上前なので時代を感じる部分はあるし、絵柄も人を選ぶタイプかとは思いますが、少しでも野球×漫画という組み合わせに魅かれる方には是非読んで欲しい作品です。 胸を打つシーンに沢山出会えます!
長編は手を出しにくい…という場合も、とりあえず4巻7話までお試しで読んでみてください。
あまりに常識破りな主人公の指導法に最初は面食らいますが、気が付けばきっとあなたも破天荒なクロカン野球の虜になっているはず。
手に汗握りながら読み進めていく内に、本気で部員達を応援する心が芽生えます。彼らと一緒に喜び、笑い、時には涙し、やがてはその成長に感動させられることでしょう。
個人的には頼れるキャプテン浅井と備前がお気に入り(*^ω^*)
ひとつだけ注意点を挙げるとすると、一度ハマると続きが気になって読むのを止められず睡眠不足になる可能性大なこと。
時間に余裕のある休日前夜や連休中に読み始めるのをオススメします。
2018年4月27日
21
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