s*****さんのレビュー
地獄でメスがひかる なかよし60周年記念版
この作品を読んでみて改めて人は外見ではなく心が大事だと言うことがきれい事だということだと思ってしまう。主人公は醜い容姿だが決して心まで醜くはなかった。なのに家族から疎まれその傷の為絶世の美女に生まれ変わっても悲惨な最後を迎えてしまう。人は愛されていると言うことを種に厳しい世の中を生きていく。人間はやはり愛なのだと思う。
ネタバレを含みます
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2018年4月22日
17
せんこう花火(単話)
昔なかよしで読んで淡い感動を覚えた小作品です。幼なじみの明美と周平。思春期を迎えお互いを意識するも明美は病魔に犯され周平との縁も途切れそうになる。そんな明美を支えようと決意し線香花火を持って明美に会いに行くラストシーンの彼には子供の面影は消えていたように思えます。改めて読んでいると自分も学生時代を思い出し切なくなります。あとこの話を読んで森鴎外の舞踏会を探して読んでみました。いつまでも心に残る珠玉作品ですね。
2017年12月14日
4
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