①作内のモノローグや設定で「私、鳩羽京二の大事な息子」「父親代わり」というのにものすごく違和感があります。歳もそんなに離れてないし(たったの12歳差)、母親と恋人同士でもないし、これはただの「兄代わり」では?(他サイトでも同意見のレビュワーさんいらっしゃいますね。シー○アでも数多くあり。)英語版ではここの翻訳がローカライズされていなくてそのまんまなので、とある海外のサイトでは「血がつながった父親?!近親相姦は無理!」と勘違いして早期脱落する人続出でした。まぁ兄でも近親相姦なので、ちゃんと序盤で「世話を焼いてくれる近所のお兄ちゃん、つまり幼馴染」であることが分かるようになってれば上記は防げたかと思います。以上を踏まえると、申し訳ありませんがこの部分はミス設定としか言いようがないです。②あと女装子が「彼女がいるのに男友達Aと腕組んだり、男友達Bのほっぺにチューする」のも、ありえないと思いました。彼女さんが可哀そう。「帰国子女だから」ってのもおかしいですw 帰国子女をなんだと思ってるんだw 欧米でも(男だろうと女だろうと)友達のほっぺにチューするのは普通ではありません。同意がなければセクハラです。「LGBTの人、特に欧米では挨拶代わりに友達のほっぺにチューするんでしょ?」みたいな「LGBTの人たちは性に奔放なイメージ」を広げるのホントやめてほしいです。めちゃくちゃモヤります。阿賀さんとyoshiさんのタッグ作はいろいろ読んできましたが、いつもどこかが惜しい。本作もこういうところの認識が一般的読者とズレているのが非常に惜しいです。でも絵は最高に美麗だし、あかねくんはカッコいいしで、上記3点と「えrがほぼなし」という点以外は満足です。