5巻まで読了。面白いです。王妃を次々にとっかえたイギリス王ヘンリー8世の宮廷にあがった主人公ウィリアム セシル君は2番目の王妃アン ブーリン仰せのとおりほんとに優しい子なんだけど しっかり芯が通っててかつ聡明。生まれる前から「王にする」と彼が誓った「庶子」王女ベスちゃんはいかにも大器な御容貌で出生、5巻9歳にして未来の女王に相応しい貫禄で 主人公を圧倒してくれます。アン ブーリンが出てくる作品はたくさんあるけど この作品のアン王妃は好感持てるので 彼女の生む子に盲目的な忠誠を誓う主人公にも感情移入しやすい。他の王妃たちも最初の王妃の王女メアリーもそれぞれしっかりと描きこまれているのでおもしろく また対比も鮮やか。この作品のヘンリー8世は肥った中年すぎのお姿で初登場 5巻になるともう。。。ということで某海外ドラマの美形ヘンリー8世ファンのかたには要注意かも。