「王子様の伴侶は憂鬱なハニー」のスピンオフ元で、あちらの攻めの弟の話。めっちゃ良い話で大満足でした!当て馬は間違いなくスピンオフのあの人だな。スピンオフでも思いましたが、この作家さんはテンポがいい!ギャグのノリも良く、テンポよく畳みかけてくるのでスイッスイ読めます。そしてやはり絵がキレイ。なにより特筆すべきはスイッチ入った時のヘタレ攻めの色気(1話にも出てきます)ーー!!ガン萌えしました。これぐらいの年齢(36歳)でこういう色気のある人、いますよね・・・この歳の「もう若くない」諦めの部分と、それでも「将来の夢をあきらめきれない」部分を表現する絶妙なさじ加減が素晴らしいです。他サイトレビューでは「攻めの性格が嫌」とか「電話はありえん」とかあったけど、どこがー?!と思いました。離婚後も友人関係を続ける元夫婦は普通にいるし、むしろ電話で私の中での彼の好感度は上がりました。しかも正装!(尊タヒ)受けは最初女っぽくて嫌だなと思ったけど、正装・・・くっそイケメン・・・しっかし修正甘いな?!どうした?!w 唯一、○○の正しい意味を伝えるタイミングがどう考えてもおかしいのがモヤっとしました。それまでも約束関係なく何度もしてるのに。でも元嫁も良い人だし、とにかくあらゆる意味でめちゃくちゃオススメです!白松さん著作では一番人気の「不器用な白衣の脱がし方」が展開がありえなさすぎて個人的に合わなかったのですが、もっとこちらの作品の方が読まれてほしいなぁ・・・。