夜の街をさまようバチカンの排撃官・ブラッド。彼はある日、ヴァンパイアの気配を感じ取る。
一方その頃、野上恭子に命を救われたヴァンパイア・ライトは恭子との生活を続けることを望むが、ヴァンパイアとしての力が衰えつつある彼には恭子を眷属にする勇気はなかった。
そして満月の夜、ブラッドとライトは出会う。
ブラッドはライトに告げる。
「俺は『人化の秘法』を知っているぞ」と。
バチカンの排撃官を名乗りながら、『人化の秘法』を知るブラッドの正体とは? そして『人化の秘法』とは?
血で血を洗う戦いの幕がここに切って落とされる!