釣り漫画だと思って読むと、ちょっと裏切られる感じありますが、逆に釣り漫画だということを忘れるようなドラマのあるストーリーがあって、その部分の不満はあまり感じなくなります。普段のはやせ淳先生の作品とは違って、結末がキレイに終わらない話もあり、読んでいる側としては「えっ?」と思い、モヤモヤとする場合もありますが、それも人生だよなぁとしみじみしとしたり。タイトルの「外道主義」も、自分の生きている人生が「本命」なのか「外道」なのかは、自分で決めることだと言う意味があるのかなぁと。
なかなか味わい深い作品ですね。