高校生の息子がいる美魔女の綾乃さんの日常を一話完結で綴る作品。
特技・魅了というだけあり、その美貌だけでなくほわわ~んとした言動とお色気の波状攻撃に癒される。綾乃さんがただ綺麗なだけ、可愛いだけの女性じゃなく、可愛げのある女性として描かれているのも好感触。
フリーマーケットで見かけた猫の彫像に一万を吹っかけられて放った一言、パン屋の前のベンチでおいしそうに焼きたてを頬張るなど、同性でもキュンとくる。
それでいて胸や尻は豊満で、ムンムン無防備に垂れ流される肉感的なお色気にはドキッとする(服の皺や張りがとてもエロく、ただならぬこだわりを感じる……)
青年誌の割にはエロスは控えめなので、ひたすらに美しい主婦がひたすらに天然な魅力で和ませてくれる漫画として肩の力を抜いて読める。
塩対応の息子とのやりとりも楽しく、禁断の愛に目覚めそうな息子の同級生のそわそわぶりはほほえましい。この手の漫画では旦那の影が限りなく薄いのが特徴だが、綾乃さんを落とした男の実態がとても気になる……。
息子が小さかった時のエピソードなども今後でてきそうで期待。