島の、海の、そして神社の裏山の木々の香りが感じられるほどに美しく丁寧に描かれた漫画です。
方言の混じった言葉も実にしみます。
高い画力で描かれた情景の美しさは半端無く、こんなに心をざわつかせられた漫画は久しぶりです。
続きを切望するとともに、瀬戸内への旅行を真剣に考えています。
たわいもない島の日常、日本の原風景、何の変哲も無い、けれど心のこもった料理や島の伝統行事等、胸の奥がちりちりするほど郷愁をくすぐられ,そして読んだ後にほんわかします。お金を出しても,これを読まない手は無い!
忙しい人,人間関係に疲れた人、何かに絶望している人に是非読んでほしい。
この世の中は捨てたもんじゃないと感じる事ができます。