ミオさんの著作では「鍾愛のスーヴェニール」が一番好きなんですが、本作は最初「ん?映像業界に就職して経験と実績を築いてもいないのに17歳で天才脚本家?」と思ってしまいました。でも公募やシナリオコンクール応募から始まるキャリアもあるそうで納得(それでも営業活動がんばったり実績積んだりしないとそう簡単には採用してもらえないので、本作のように甘い世界ではないらしいですが)。えr展開が唐突ではあるんですが、その描写自体の塩梅はちょうど良く、しかもイケメンパラダイスで結果的に満足でした。特に自分のボタン外すコマがイイ!やっぱミオさんの描く顔が好き!(ベッドシーンで体の描き方が人体構造的にかなりおかしかったのだけは残念。)あとちゃんと準備に関する言及があるのも良かった。今だけ173ページも(つまり1巻丸々)無料なのでぜひ。