こんな娘いたなあ。みんなが笑う場面で一人だけ「?」って顔していたり、大学生になってもフリルのついた服装を着たり、でも哀しい場面では誰よりも大声で見た目もはばからず泣いたり。結婚式のスピーチでも感極まって「ごべでどうございばず」って、言葉全部詰まっているわよ。いわゆる「天然」? 後に幸せな結婚をされたようです。この作品の甘露ちゃんを見て思い出してしまいました。この先生の作品はストーリーもさることながら扱うネタの取材がしっかりしていると言うことが読んでいて判ります。
いい娘ね、ほっこりとする良いおはなしでした。