本作は元が2002年発売のゲームなんですが、私はまずアニメのワンシーンをたまたま見たのがきっかけで→全話視聴してどハマりし(ドイツ人の夫もめっちゃ楽しんで見てた)→ゲームでさらにハマり→仕上げに笠原編以外の漫画版をレボリューション含め全部読みました。俗にいうハーレムもので(つまりゲーム進行関係なしにモテモテ状態)、ゲームなのでどの世界線でも本命は一人、というパラレルワールドです。丹羽編はほぼゲームどおり、その他3人はゲームの後日談です。漫画では和希編が一番好き。ゲームでは感動して涙出ました。漫画の「レボリューション」が付く方はストーリーを非BLの内容に書き換えてるんですが、個人的に大好きな岩井さんとの友情ストーリーが漫画で楽しめるのはレボリューションだけです。学園ヘヴンをゲーム・アニメ・漫画含め1つのコンテンツとして捉えた場合、本作は私のBL史で最も印象に残るコンテンツの一つです。Sprayさんのゲームは、鬼畜眼鏡もですが、とにかくTAMAMIさんの脚本が素晴らしい!細部をおろそかにせず、見せ場では本当に何度も鳥肌が立つ。そして声優陣がとてつもなく豪華。丹羽編以外の本作を読む前に、まずはぜひアニメやゲームから入ってみてください。ちなみにこういったハーレムもの(でも最後には本命と・・・系)が好きな方には、本庄りえさんの家政婦もの「速水くんと4人のオオカミ」もめちゃくちゃおすすめです。