アンティーク人形のエミリィは、自分も人の心を宿し、人間と恋をしてみたいという願いを持っていた。
ある日、神様の力によりその願いが実現することになった。ただし、屋敷の庭のバラが全て枯れる前に運命の人と両想いにならなくてはならない。間に合わない場合は元の人形に戻ってしまうという。
人間になったエミリィは早速、久遠空という男の子にひと目ぼれ、私の運命の人だと直感するが…。
久遠空は人間らしい心を何一つ持たないかのように心に傷を負っていた。果たしてエミリィの恋はうまく結ばれるのか…。
人間の心を持つアンティーク人形と心を持たない人間のせつないピュアラブストーリーです!