泣いた。すごかった。名作です。ちる2で作者枠内1位の「嫌い、大嫌い、愛してる。」(約1300点)が心臓わしづかみにされてぐりぐりされるぐらい(あくまで比喩。実際そんな描写はありません)もうホントにすごくて、その次に本作が高得点(約980点。現在、どちらもさらにこれらより点増えてる!)を叩き出してたので非常に気になってたんです。以下所感/注意点: ①言葉選びが素晴らしい。昭和っぽい箇所も当事者には嬉しいw ②泣かせる箇所がそこかしこに配置されていますので読む場所に注意(もちろん「配置されてる」感はなく、ごく自然です)。 ③他サイトでは「ラストのノリがイヤ、あっけなさすぎ、受けのビジュアルが・・・」などのマイナスレビューがありましたが、私はあれでいい、むしろあれがいい。 ④個人的には大人CPの方が好みではあります。ラストの車の後を想像するだけで萌える。 ⑤今はかなりキレイになられてますし、後半はやや改善されますが、この頃の画力が・・・パースやバランスがおかしかったりして私的にはギリ許容範囲内でした。気になる方は注意。でもデフォルメ絵とかぬことか可愛いし、その絵から生み出されるギャグも好き。とにかくその他要素が画力のアラを補って大量に余りあります。 以上、とにかくオススメです。もしARUKU作品未履修なら、前述1位の「嫌い~」はエネルギー&目の水分消費が激しく初心者にはキツいので(でももちろんオススメですよ!)、本作から始めてみてはいかがでしょうか。「スクールナイト」や「無恋愛紳士」「黒猫亭雑記帳」も読みましたが、これらの中だと本作が一番トータル的にオススメできます。あと作画は違うんですが「君の夢を見ている」も素晴らしいのでぜひ。