昆虫という身近な存在からのパニック・サバイバル漫画です。
よく知る昆虫類が出てきて、生態に関しての詳細な描写や、知識のひとつひとつが丁寧に紹介されています。ふだん気にすることもない昆虫の性質が思った以上に恐ろしいものだったり「知っている」ということが、いかに生存率をあげるか、実際にはありえないような漫画ですが、役に立つ知識が多く積み重ねられています。
それらが、非常にテンポ良く進み、よく練られたシナリオは読む人を虜にします。購入してまで読みたいと思った漫画で、更に別編につながるので、まだまだ楽しみは続きます。
最後のほうで、作画がREDICEさんから、廣瀬周さんへ変わられるので一瞬とまどいますが、色々事情があってのことだと知り、改めて感情移入しながら再度ファンになっています。