良かった!大好きな や○ねあやのセンセの顔パーツを少し小さくした感じの絵柄(ちげーよ!と思われたファンの方々、申し訳ありません忘れてください)が特徴的な小笠原さん。「BLACK SUN 奴隷王」と「雨の中からやってきた」がすごく良くて、本作も気になって読んでみました。「とにかくミステリアスで美しい、レイx謎の病に悩まされてる大学生、ミヤ」。上述の2著作もそうなんですが、この方の著作はオリジナリティがすごい、唯一無二の作家さんですね。「BLあるある」が一切出てこないです。表紙とタイトルのイメージから「暗い話なのかな?」と思ったら全然違って一安心。まず蛇とウーパールーパーがギャンかわ。攻めがかつてのタッ○ーっぽい髪型で時代を感じますが(まぁ10年前の作品なのでね)これはこれで良いですねぇ。絡み自体は早いけど、ちゃんと内面描写もあります。上述の他著作もだけど、ところどころコミカルなのがいい。幼少期のことなんてそんな詳しく覚えてなくても、記憶力は人によるのでしょーがないですよね。ミステリー要素ほんの少し含みますので、ぜひネタバレなしでお楽しみください。とにかくびっくりする方向のスパダリ溺愛です。