今では書店でも見つけられないので、懐かしく読ませていただきました。大学生の頃クルマを手に入れて走るのが何より楽しかった気持ちが鮮明に蘇ってきます。当時は国産車のスポーツカーが好きで乗っていましたが、最近では年齢を重ね、最新の高性能車にワクワクしなくなって、クルマになんの興味もなくなっていました。でも定年を意識し始めた途端、クルマでやり残した感がムラムラと湧き上がってきました。スーパーカーブームの申し子として旧車を楽しまずして免許返納なんて人生は後悔してしまう!と。もちろん修理代やメンテにお金も時間もかかると思いますが、GTロマンを読むだけでこれだけ熱い気持ちが湧くということはもう違いないと思ってます。様々な個性ある国産、輸入車とクルマ大好きな登場人物が愛情たっぷりに描かれているため、エピソード込みでどのクルマも乗ってみたいなー!と思ってしまいますよ。