川*****さんのレビュー一覧

王子さまはだぁ~れ!?
この作品に出てくる「摩生」(まお)という人が鈴木さんのBOWIE風人物の原点みたいですね。 ボウイは細身だけど、筋肉質で骨格しっかりしてて、肩幅もあり、頭はやや長方形気味、顎や首もしっかりしてるから、特徴をつかむと男性として描きやすいし、当時の少女漫画で推奨されてた丸目丸顔の主人公の女の子と良い対比になったんでしょう。 単行本からスキャンしてるので登場人物の名前が潰れてて、読みづらいのが難点。 作者が楽しんで描いてる様に、気軽に楽しめる作品です。
ラブ・ステップのぼれば
メインのラブストーリーより、狂言回しに出て来る関谷綴(つづり)さんが楽しくて、つまみ読み。同作者の「メリーカップル」は綴さんが主役、「王子様はだぁ~れ!?」は綴の従兄が登場するラブコメです。
珠姫草紙
大島弓子さんの「草冠の姫」の影響を受けた作品ですよね。あちらはファンタスティックな作風で人間の多様性を考えさせる名作でしたが、キャラや設定は影響受けていても、テーマを変え、より現実的に分かりやすく物語を展開してみせるのが鈴木さんの個性と力量ですね。代表作「フィメールの逸話」の登場を期待してます。
離婚時代スペシャル
女性の絵姿に華がないのが最大の問題点だと思う。あと男女問わず人物に色気と魅力が足りないから、人間ドラマに深みが出ない…
ふしぎ館の相続人
とっても楽しいメルヘンだよ~♪
ごめんなさい…
ショッキングな話でした。 時代は高度化成長期の少し前くらい? 貧乏で生気がまるでない子供がいるのに、周囲はほぼ何もしない。 主人公のやった事は許される事じゃないが、嫉妬や、受け入れられない物への嫌悪や違和感は誰もが悩むものだよね。 それより、子供を愛してるんだから、生活保護を受けてほしかった。
コミュ障お嬢様と漫画家マンション
前半が強烈コミュ障ギャグ、後半は謎の天才をめぐるミステリへと変貌する作品、引きが上手く、意表を突く展開をするのでとても楽しめました! ただ、かなり突拍子もない設定もあるので、意地悪く探せば色々難点はありそうですかね? 生徒会長、本当、やってないですよね? 私は、箱なんかさっさと壊せばいーじゃん(溶接とか出来るなら出来るんじゃね?)ですかね コミュ障ギャグが強烈で、ナルシステックなんですが、桜ちゃん、可愛いし、お嬢様なので下品じゃないんですよ。 人畜無害だけど、挙動不審な言動をしちゃうコミュ障がよく描けてると思いました。 ただナルシステックな表現(桜ちゃんが何かやって盛大にキョドる←ほら~見て可愛いでしょ~的な)が多いのがだんだん気になってきて、これで引かれてるんだなと、コミュ障の当方も納得した;- -) あと題名も何とかして?

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お見合いはあなどれない
バカバカしさの奥に、究極の人の見栄と本音が…(爆)
わたしが消える時
3話目(#4,5)「捨てネコ同盟」のハルキ君、生意気だけど自我があっていい奴だ。曽根さんのホラーとかって何か抱えてて、自省してる人が多いから新鮮だった😅1人と1匹が亡くなり、殺人未遂に失恋、主役達は家族運が薄いのに後味はさわやか
小袖屋へようこそ
最後の短編、美にこだわる主人公がそれ故たどる寓話的な結末。手堅い現代的な作風の作者には珍しい後味が印象的でした。
鏡の前で会いましょう
入れ替わりドタバタコメディですが、色々考えさせられます。みょーこちゃん、少しズーズーしいけど、いい味のキャラです 期間限定なので①読んでみて
まゆ子の季節
70年代半ばの週マの人気作で、とにかく熱い! 展開とか突っ込み所満載なんだけど、絵が綺麗でドラマチックな作品だから、作風と思えば楽しめる
黒真珠そだち
足を踏み外したりするのは、結構簡単 でもそれで社会とか自分の本質とか大して変わる訳でないという、
少女の繭
凄く表現力があって上手い方だ でも女の嫉妬は、男性型格差社会の反映だと思うので、こん後どうなるかな
DIVA
前半の母親のダークさがよく、印象的… 挫折はあるけど割りと王道を行く展開かな~
ケッコー ケンコウ家族
前半はパンチの効いた健康漫画で、この部分が面白い。コーヒー〇〇とか色々な健康ネタと、マクロビオテックがなぜ良いのかを教えてくれる。後半は割りとベタな恋愛物ですが、表現力があるから悪くはない
難病が教えてくれたこと ~あなたの身近にいる闘病者たち~
難病や事故の症状について、おおまかに知る事ができる。表現力や画力は自覚された上で、分かりやすさも考えて、仕事としてこなしてると思う。
地上の一点~耕野裕子自選作品集~
たしかに3話目(表題作)よかった… 今の社会、人と接しなくても生活できるから、環境によってはトミーみたいな感じに若干なってしまう事があり、周囲と違和感が生じたりするけど、必要性やきっかけがあれば変われる事もある、それを成長とか言ってみたりする
命の足あと~遺品整理業社ヒューマンズ~
特殊清掃業を舞台にした人間ドラマ。 前の方達もコメントしてる様に資料を元にきちんと造られてるから適度なリアリティーがあり、読ませます。 高齢・お一人様・故人の尊厳etc.今の社会が反映されて考えさせられるけど、読み切りで、現場の描写も極力控えめにしてる様なので重過ぎないと思う。
川島れいこ傑作選
昭和な作風で、多少好き嫌いが分かれる作品だと思う。けど、ベテラン商業作家さんだから内容は一定水準いってる。
齋藤なずな作品集
ミーハーで日常淡々系(byH.Y)が苦手だから、文豪シリーズの方が面白く感じます。昔の作家は、封建的社会の下で各々の生き方を模索していたという重みがあり、当時の生活感もよく出ていると思います。でも作家名は知っていても作品はほとんど読んでない。これが現実
美容外科医 山田美人
美容整形をネタにしたライトコメディ 美容整形の情報とかトリビアを期待してたけど、そういうのはあまり出て来ないです
幸せ番地0丁目
「同居人はひざ、時々頭の上」で知った作者さんの作品。細く柔らかな描線の絵で、とてもほっこり、うるうるさせられる…
うちの美少女
元気で超サバサバした読み切り家族物。でも設定は現代的。読み切りだけど、バックで進行中の問題や人間関係が気になって続け読みしたくなる。ヒロイン2人、特に朝子さんが強くてキッパリしてるのがカッコよい。こんな朝ドラとかあってもいいかな
母親の娘たち
樹村さんの作品を読んでると時々、親しい人とテーブルを囲んで会話でも交わしている様な気持ちになる。 丁寧に書き込まれた絵が説得力を持って静かに語りかけてくる。 この作品で樹村さんは、普通の事を普通に書こうとしたそうですが、それって本当に大変な事だと思う。
草野誼傑作集 名残りの薔薇
テーマもよくて、内容も面白い。ただ、設定の特異さを補う説得力不足だと思うし、画力不足で特にヒロインのドールフェイスに個性とか自然な表情が足りないから、共感しずらく、違和感を感じてしまいました。練られたセリフやエピソードが絵から浮いてるとか思ってしまうんです。でも、面白い漫画を創ろうとしてる方なので、読むと何か心に残ります
さんかく窓の外側は夜
本格的ホラー、でもベースが日常系で絵もシンプルだから、比較的エグ味は薄いと思う、でも本格ホラー!BL風味は掲載誌の関係もあるかと… 謎の宗教団体や主人公達の過去が絡んで物語は山場に向かってるはず?
クローディーヌ…!
19世紀末~20世紀初頭の時代を背景にした、性同一性障害の女性クローディーヌの悲劇。 家族関係や人間関係の問題も物語に深い影を落とす。前世紀のモラルが社会を覆っていた事も当然関係あると思うが、物語の集点は美しく人間性にも優れたクローディーヌの悲恋による悲劇です。 心理学の症例で見た気がするけど、よく覚えてない。
おにいさまへ…
ベルバラの世界を名門女子高に置き換えた、舞台劇の様な独特の作品。作者の華麗な画風や豪華なキャラクターの立ち居振舞いが堪能できます。 シリアスな作ですが、作者によるセルフパロディともいえるユニークな佳作だと思います。 視点を普通の女の子にする事で、読者を違和感なく、この特異な作品世界に導き入れる事にも成功してると思う。 ただ、この作品を楽しむには、基礎教養としてベルバラは必須ですかな😔
絢爛たるグランドセーヌ
絵が丁寧で見やすいので、漫画に慣れてない人でも読みやすい作品。題材のバレエも初心者にも理解しやすく扱ってると思います。ライバルの天才少女出現や、スターに目を掛けられるなんて上がる展開もありますが、現実感のある表現でじっくり読ませる超優良作品です。
ウエディング・ドレス
主人公は仕事も出来るしっかりした人なのに、最後までコンプレックスに心が支配されたままという内容が納得いかない。 劣等感があってもプライドまで無くすなと言いたかったのかもしれないけど、この筋立てでは、女は若くて美人がいい、という前近代的意識の表現になってしまっている。 池田先生は華麗な絵柄のせいで、普通の人間を描く事が難しかった様なので、習作的な意味合いの作品だったのかと思います。
あざみの花
マルタとリーザ ナチス収容所の職員が、尊厳を失わない囚人に好意をもち、関わろうとするが、上手くいく訳がない… ナチス末期の収容所といえ、主人公は普通の人間で、収容所の現状に驚愕するが、仕事に日々を送くるうち、慣れてしまう… 彼女はどうすれば良かったのか? とりあえずこの時代が過去である事に感謝するしかないですが、知らずにいる事や、見逃す事、行動しない事が、立場によっては犯罪的になりうるのはどんな時代にも言えるのかと… 戦犯にも問われない末端であっても諦めたりしなければ、存在意義を見いだせるのかな 冤罪を問われた立場に意味を見出だしたヴァンゼッティの様に…
パラノイア・ズライカ
自己愛が強くて、周囲が見えなくなる女性と、彼女に同情して、結果、振り回される周囲の人達の物語かな…パラノイアは絵柄が華麗で、主人公が目立たなかった、という設定が結構?になりますが、結末にはかなり怖い所があります。池田さんの絵柄は心理物よりホラーの方が向いてたみたいですね。ズライカはヒロインの最後の変化がなんだかな…結局、主人公に甘えていたんですかね?彼女にこだわる主人公の気持ちもわからない…
カッコーの娘たち
カッコーの娘たち、40ー0、海の宝石、二ィおじちゃんの優雅な苦笑、私の宇宙人の5本だて。最後の2篇の微変人?と周囲の交流がほのぼのしてて気に入ってます。
冬の蕾―ベアテ・シロタと女性の権利―
憲法の男女平等の草案をつくった女性の物語。先進的な民主憲法と評される日本国憲法の成立の舞台裏も面白かった!彼女が垣間見た戦前の封建的社会とそれに虐げられる日本女性の姿が草案の原動力であった事が理解できます。この作品でベアテさんを知る事ができてよかった!
悪い子
樹村さんが、子供の世界を表現するのがうまいのは、14才から漫画家を始められた事も関係あるかなーと思います。子供にもある孤独や社会の問題が、繊細に瑞々しく描かれています。絵柄は少し古風ですが、内容は普遍的な佳作です。飼い犬3代の年代記は犬好きさんにおすすめです。
彼らの犯罪
重い題材ですが、傍聴者という距離を置いた視点と冷静でヒューマンな作者の筆致に救われます。1作目の事件の凄惨な詳細も距離をおいた表現ですが、傍聴者の見た「彼ら」の姿が表現されてるのが希少かもしれない。樹村さんの作品は昔から好きです。
女の地獄~タカノユウ 短編集~
このタイプの短編としては、色々な題材を内容、絵柄共に工夫して扱ってる作者さんだと思う。読後感も悪くないから、時間潰しに良いです。
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