六頭さんのレビュー一覧

バツ&テリー
連載が終わった何年か後に。 ヤンマガに特別編が読み切りで掲載されていました。 驚く事に。 横浜で一番シャレにならない刑事二人組になってました(神様と天地神明にかけて真実です)。 あぶない刑事がヒットしていた時期だってのもあるのでしょうが。 その後の二人が読めて、口元が緩んだのを覚えています。
きまぐれオレンジ☆ロード
YouTubeで。 恭介&まどかが、ダブルベッドに入っていて。 まとかが「今日は大丈夫な日だから、つけないで平気だよ」と恭介に伝えるシーンを見て。 久々に読みました。 うん、俺はひかるちゃんがタイプだな。
どぶ
薄汚いおっさんが。 薄汚い同僚にハメられて。 薄汚い世界に身を投じ。 薄汚い世界で足掻き。 薄汚い世界で成り上がる。 決して薄汚くない話。 蓮の花は泥の中で咲くのである。
銀牙伝説ウィード
この犬物語が、メジャー誌ではなくマイナー雑誌で企画が通り。 かつ連載されて特大ヒットをカマした事は。 後のスピンオフ作品を続々と生み出す事になり。 一時代を築いたものの、その後がイマイチだったベテラン作家を奮起させ、復活させた事は。 作品の内容以上に評価されるべきである。 今、色々あるスピンオフ作品は、全てここから始まった。 高橋先生に足を向けて寝られない作家さん、たくさんいるでしょうなぁ。
殺し屋1
映画は最低でしたが、原作は久々に読むと最高。 20年早い「全員悪人」であり、現在に於いては空前絶後の「全員変態」のヒット作。 全員が変態であるが故に、違和感が全く無く。 ヤクザマンションだけで終わったのが、また良し。 今読むと、主要人物がUインターのレスラーから名前を拝借しているのが微笑ましくもあり。 殺した後に泣く。 殺した後に抜く。 一字違いで同じ。
修羅雪姫
梶芽衣子主演で映画が二本制作され、それに衝撃を受けたタランティーノがオマージュとして「キル・ビル」を撮影したのは有名である。 そして。 そのタランティーノの尻馬に乗り、釈由美子(整形が程々で、まだ妖精を見ていた頃)主演で映画が作成され。 吉野公佳主演でTVドラマが放送され。 あまつさえパチンコ機まで作られたが。 どれもビタ一文、当たるどころかカスりもしなかったのは、当たらなかったから故に一部の人しか知らない事である。 ちなみに復活編は、映画公開に合わせて作られたものであり。 本編含めて、週刊プレイボーイで連載された。 AKBが表紙とグラビアを飾る同誌の現在からは、考えられないが。 事実である。
弐十手物語
チョンマゲの金八先生が十手を持ちつつエレクチオンし、ついでに形態模写をして「つるー」と叫ぶ話。 やたらと女性が死ぬから、国会で田嶋陽子女史が槍玉に上げ。 途中、オカルトバトルに路線を変更する。 板垣恵介先生がそれに影響を受け、刃牙がカマキリと闘い、あまつさえ宮本武蔵まで出てくるものを描いた。 その板垣先生に「エレクチオンの単語ひとつで家を建てた僕からすれば、まだまだ」とエールを送る小池先生も素晴らしい。 男なら、死ぬまでに一度は川っぺりで全裸になり、鶴をやるべきである。
江戸前の旬
お寿司やお魚の知識が、楽しみながら頭に入る漫画。 で、漫画としても面白いから素敵なんですよ。 それでいて、押し付けがましくないし。 ホロッとする人情物語が基本なのが良いです。 つまり、山○士郎とか海原○山って嫌な奴でしょ?(笑) 全人格を否定するような事を、牛丼並盛りを頼むくらいの気軽さで他人に投げ付けるし。 この漫画は、そうじゃないんですよ。 知らない人をバカ呼ばわりするんじゃなくて。 丁寧に教えてくれるから。 そりゃ、90巻も越えるわな。 ベタで楽しい、ベタだから強いを再認識する漫画です。
江戸前の旬~旬と大吾~
江戸前の旬が王道の話なら。 寿司魂はエピソード1みたいなモンで。 この「旬と大吾」は勧善懲悪の、いかにもな話ですな。 いい悪いじゃなく、オチは不要の漫画で。 そりゃそうだ。 旬が勝っても「そりゃ普通にやれば旬が勝つよな」になるし。 大吾が勝っても「そりゃ、あんだけ悪い事すりゃ大吾が勝つよな」になるし。 つまり、この作品は結果ではなく「過程」を楽しむ料理漫画ですな。 ま、こんな遊び心がある作品が作れるのも「江戸前の旬」って、しっかりした幹があるからこそで。 アラはあるけど、枝葉に目くじら立てちゃいけませんよ。
北の寿司姫
ズガガン系の料理漫画で、女の子が主人公って珍しいけど。 さすがに美味く、いや上手く描きますなぁ。 やはり、おっさんが読む漫画はザックリしてズガガンと分かりやすくないと。 で、ちょっとホロッとさせてもらって。 江戸前の旬シリーズは、漫画のボブ・サップみたいなモンですよ。 細かい事はいいの、読んで面白いなら。 分かりやすくて面白いなら最高じゃないですか。
静かなるドン
超A級のB級漫画(誉め言葉)。 島耕作みたいなスーパーサラリーマンなんか、いやしないし。 釣りバカの浜ちゃんみたいなチャランポランな駄目サラリーマンも、いやしない。 昼間はカタギのヤクザだって、いる訳なんかない。 でも、頑張ってるサラリーマンは夢を見たいのよ。 少女漫画がベタで、男の視点だと苦笑いしか出なくても。 あれは女の子の夢だから。 サラリーマンも、夢を見たいのよ。 サラリーマンの夢を見させてくれる、超A級のB級の大傑作。
寿司魂
これは、刃牙シリーズのような漫画であると認識して読まないと、面白さは半減する物語です。 刃牙だって、格闘技を越えてファンタジーになってるでしょ? つまり、お寿司以上の人情物語で。 シリーズに脈々と伝わる話なんですよ。 ギャグと言い切るのは簡単ですが、行間を読んでホロッとしましょ。
野獣警察
80年代の青年漫画って、こんなザックリしたズガガンとした漫画が多かったなぁ。 漫画って、細かい事抜きにして楽しまなきゃって思う。 40年早かった「いいんだよ細けぇ事ぁ」だなぁ。
からん
出版社の事情もあるのだろうが、未完が悔やまれる。 続いていれば、間違いなく傑作として20年後30年後に語り継がれていた筈で。 木村紺の引き出しの多さ、懐の深さを再認識する。 俺が金持ちなら、金を渡して続きを書いて欲しいよ、マジで。
喰いしん坊!
土山しげる先生、ありがとうございました。 先生が残した作品の数々、大好きです。
おもいで停留所
連載していた時に読んでいたけど、改めて読むと秀作だなと。 時代を上手く抜き出した、押し付けがましくない人情ドラマ。 素敵。
ファイター
「よーするにジャブだからな」 はじめの一歩に飽きたら、この作品でしょ。 もっと長く読みたいなぁ。
サトラレ
今更ながらの名作ではないかと。 当時は良さがイマイチ良く分からなかったけど、今読むとジンワリした何かを感じる。
東京都北区赤羽
日常系の極北(笑) 何がどういいとかじゃない、妙な魅力がある佳作(笑)
荒野のグルメ
謹んでご冥福をお祈り致します。 土山しげる先生、ありがとうございました。
まんだら屋の良太
馬鹿馬鹿しくも大らかな昭和の地方と、バイタリティが素敵。 台詞回しの上手さは、コブラとたがみよしひさ作品と合わせて御三家である。
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