『B(べー)ブラームス20歳の旅路』のレビュー
キャラクターも素敵だし、面白かったです。本編に曲名が出てくるので、ピンと来ない時は聴きながら読むと面白いと思います!
20歳の旅路というタイトルからもわかるかと思いますが、物足りないほど短く感じます。
ブラームスが音楽家として大成し後世、ベートーヴェン、バッハと並び三大Bと呼ばれるようになるまでにはまだまだ長い物語が続きます。ここではわずかな時間、ひとときを共にしたレメーニとの物語のほんの序盤です。
若いときの楽曲も、ブラームス自身が多く破棄しているので、本編に垣間見えた真面目で、悪く言うと愚直なところは、恐らく本人に近いものなのかなと思います。
続編、出ないのかな。
2017年6月1日
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