『漱石事件簿』のレビュー
漱石事件簿というタイトルですが、漱石以外の明治の文豪も続々登場します。事件簿、というタイトルから想像するようなワクワクするようなサスペンスではなく、語り口は淡々としていて、時代の閉塞感がよく伝わってきました。おもしろかったのですが、題名は違う方がよかったかも。
2022年1月3日
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どこまで史実に基づいているのかわかりませんが、大逆事件に対する当時の知識人たち（南方熊楠、森鴎外、夏目漱石、芥川龍之介など）の反応が興味深かったです。
2020年6月23日
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無知なものは恐怖によって支配する。結局江戸時代から変わってなかって言うことですよね。そこから解放された戦後の日本の躍進が始まったってことですか。残念ながら文学、芸術、音楽も戦前のレベルを超えることはなかったわけですけど。そういうものは狂気に満ちた抑圧の中でしか生まれないって悲しいですね。
2020年5月29日
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面白かったです。
ただ、人物描写などがかなり挟まってくるため展開はゆっくりで1話にボリュームもあり字も多いので、サクッとは読めない。
じっくり読む派の方におすすめかもしれません。
2018年10月22日
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4
面白かったです。いいねぇ～。登場人物の背景も知っているともっと面白いです。
2018年10月17日
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上質な小説読後の様な充実感を感じます！明治と言う時代、知識人達の苦悩が感じ取られ、しばらく物思いにふけります♪
2018年10月12日
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