『あざみの花』のレビュー
手当たり次第に読んでいくと、たまにこういう作品に出会えるのがスキマの良いところ。
2021年3月10日
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14
こんな質の高い作品が無料だなんて。
2020年9月14日
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2
しっかりした構成だし、読み応えがあるのだけれど、収容所に「惹かれる」という言葉の使い方などがどうしてもひっかかってしまいます。
2020年1月22日
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5
マルタとリーザ ナチス収容所の職員が、尊厳を失わない囚人に好意をもち、関わろうとするが、上手くいく訳がない…
ナチス末期の収容所といえ、主人公は普通の人間で、収容所の現状に驚愕するが、仕事に日々を送くるうち、慣れてしまう…
彼女はどうすれば良かったのか？
とりあえずこの時代が過去である事に感謝するしかないですが、知らずにいる事や、見逃す事、行動しない事が、立場によっては犯罪的になりうるのはどんな時代にも言えるのかと…
戦犯にも問われない末端であっても諦めたりしなければ、存在意義を見いだせるのかな
冤罪を問われた立場に意味を見出だしたヴァンゼッティの様に…
2019年4月13日
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294
その時代、時代に人としての流されそうになる正義の概念を、作者なりの形で描いていて、言葉を失いました。
今、日本が、弱いものやマイノリティを叩くことでしか自分のプライドを保てない人が増えているなか、是非様々な人に読んで欲しい作品です。
2018年11月9日
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