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『キーチ!!』のレビュー

面白い新井作品です。幼稚園児の染谷輝一は、無口できかん坊、友達にいじめられても、泣かずに殴りかかるような乱暴者で、周囲から恐れられていた。母は輝一の所業に謝りどおしで、一方の子煩悩な父は息子の成長をビデオに収め、顔が緩みっぱなし。親子3人は、普通に日常を暮らしていた。 しかしある日、通り魔にその両親を突然殺される。父側と母側の祖父母は親を突然に失った輝一と暮らし始めるが、その矢先に輝一は家を飛び出してホームレスの中年女性「モモ」に拾われる。その女性は愛犬を失ったばかりの寂しさを輝一と過ごす事で癒そうとするが、捜索願の出された輝一にかけられていた報奨金に目がくらんだホームレス仲間に密告され、逃げ出す。モモは旧知を頼り伊豆の旅館で仲居をしている秋本の所に身を寄せるが、秋本に援助し愛人関係にあった男性と関係を持ってしまい、姿を消す。秋本は輝一を警察まで連れて行くことにするが、途中で輝一とはぐれてしまい、その道すがらで事故にあってしまう。山中に残った輝一は、魚や虫で飢えをしのぎ、失踪から246日後に保護され、祖父母の下に戻された。 後に小学校に上がった彼だが、周囲に馴染む事ができず、問題を起こすたびに別の学校に移る事を繰り返していたため、これと決まった友人もおらず、当人も他人と関わる事を避けていた。しかし長野の父方のであるパン屋に引き取られ、そこで同級生の甲斐慶一郎に出会い、クラスでいじめを受けていた佐治みさとを助けた事から、事態は大きく動いていく。・・・・以上、最初の概要です。オススメ!
2023年1月15日
とんでもない漫画ですね
2023年1月5日
子猫で、ダメでした… 素敵なお話なのですが動物好きの方は一箇所ご注意ください
2022年11月22日
たまたま見かけたこの作品の力にひきこまれて、休み返上で読んでいます。
2022年6月23日
最初の段階でリタイアしやすい人は発達障害児系の育児漫画と期待して読んでしまうからでは? そうじゃなくて、あくまでも新井作品として読めば面白くなる。 さらはに言えば、前作ザ・ワールドイズマインの姉妹作として読めば今作と対比としてとても面白い。 精神的な暴力が凄いんだよね、本作は。
2022年5月24日
自閉症スペクトラム関係かなと思いながら読み進めると、予想外の展開にまじかー!!となり一晩かけて一気読みしました。とにかくお勧めです。
2022年4月28日
作者の人の価値観が常にこういう感じ。(自分にとって)間違ったことが大嫌い、という考え方。そして、カリスマ的な存在への圧倒的な憧れ。白が黒でしかない。ただこの作品の角をなんとか丸く仕上げているのは、作者の人物象の圧倒的な観察力なのかなと思います。昭和っぽい、体当たりな、直接的な人間関係も。ただ、総括して人々を見て、愚かだとか、馬鹿だとか言ってしまうのは、まだその人がとても未熟である、というのは、分かる人にはわかると思います。そういう未熟さがこの作品の核になっているので、技量、描写力、シナリオの素晴らしさがどうしても昇華できないところなのかなと思いました。 作者にとっては、こんな細々した感想なんて関係ねえ、嫌いな読むな、好きならハマれ、そういう感じではあると思います。 さあ、携帯をとじて。今日も一日の始まりです。
2022年4月20日
多動性・サヴァン症候群的傾向を持ち、言語発達がやや遅い男児が主人公の作品です。劇的な展開・設定が多くてフィクション的傾向が強く、現実離れしているものの、テンポが速い為続きが気になり、図らずしも全巻読んでしまいました。主人公である「キーチ」の設定が都合よく出来すぎているようにも感じますが、そこはフィクションとして楽しめます。 作品の主題としては、キーチを主人公とした勧善懲悪物語と読めなくもないのですが、時に動物的ともいえるキーチの描写に必ずしも共感できるわけではなく、むしろ、常に白か黒かでグレーを良しとせず、自分の価値観・義憤的感情のままに突発的に暴力に訴える点で、彼が立ち向かっていく人々同様、もしくはそれ以上に危険なのではとすら感じました。 作者の計算の内なのか、全体を通して作品の意図を掴みかねる印象を受けました。両親を始めとする人々の死をきっかけに、理性的に考えてというよりはむしろ、半ば条件反射的に人の死に異常に反応する様子に、大衆が都合よく自らを投影する英雄像とは異なる、トラウマを抱えて生きる等身大のキーチの姿が見える気がします。
2022年3月21日
一日で読み終えました。それぐらい熱量の高い作品です。1人間のいのち、思考、行動。すべてがうねって心に響きました。主人公のキーチは子供です。キーチにはいろんな酷な事が起こりますがブレない。この作品を読んでキーチは私の中のヒーロー。そしてかわいそうな子だなと思いました。子供らしい感情を出せないかわいそうな子。でも最後まで読んで救われました。良作です。久々に心を掴まされました。
2022年3月21日
面白かったです。
2022年3月20日
無理 キーチってちょっと障害入ってますよね 迷惑かけすぎだし 母親も同じように他人に迷惑掛けて こんなのどこがいいの?
2022年2月23日
面白いです。
2021年12月20日
なんかストーリーラインが微妙で意味分からない。登場人物、誰にも感情が湧かなかった。最後になんであの昏睡状態の人が、主人公にとって大事な人になっているのかもイマイチわからない
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2021年10月12日
読む前にレビューをみてて、しんどいのかと。読んでみてマジでしんどかったです。猫が死ぬとことか理解できてなさそうです。途中で脱落ごめんなさい
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2021年9月21日
すっげえ〜 私の半日が…最終話まで一気に読んでしまった。 『おかめ日和』の作家さんの旦那さんですよね? あの奥さんにして、この旦那さんあり? すごい、…。
2021年9月20日
ゴメンナサイ。ちょっと迷惑。娘のクラスにこういう子いました。背景や環境や本人の思いがあるのでしょうが、良さが全くわかりませんでした。
2021年9月16日
【8月31日まで全87話無料を機に読み始め、また11月30日まで無料期間延長で全話(子供編)読み終えました。】 ・序盤(幼少期)はかなりぶっ飛んだ内容で輝一の暴力的行動が理解出来ませんでした。でも中盤、秋ポン(女性)と出逢い、山の祖父母の元で暮らす小学生編に入って物語が一気に面白くなりました。・ 最終話の甲斐くんの言葉は確かに世の中、自分に不利益にならない選択肢をして自分の意見を言わない、行動を示さない人、流されるまま他力本願が多いとコロナ禍で改めて実感しました。未知のウイルスで不安なのは理解出来るが半年過ぎた頃でも個人にも影響する事すらも自分で考え調べる事無く他力本願で不要不急の答えを聞く人達の多さに驚いた… 食事会は?持病の通院は?とか、個人のあれこれ行動を誰かに聞き自分の命、コロナに罹らない保証してもらうって変でしょ!自粛指示され損だと思うと言う事聞かず、初期はコロナ治療に関わる人を移されるかもと厄介者扱い、今は感謝ブーム!変な世の中です。 ・読み終えて私が学生時代ずっと思ってた事…なんでクラスのリーダー的存在の一言で集団トイレや放課後の集まりなどくだらない命令に皆従うのか、その集団行動に違和感を感じて距離を置いて誰かに気を使う事なく学生時代を自由に過ごしてました。イジメも無かったし友達も減る事無かった。社会人になっても考え方は変わらずだけど社会に溶け込めてます。 ・守らないといけないルール(法律)などあるけど、人と違う意見や行動は恥ずかしい事では無い(犯罪はダメだよ)、自分(1人)の個性を出して意見をハッキリ伝えた方が周りに流されたままより人生息苦しさも無く、気軽に過ごせると輝一の生き方を見て改めてそう思いました。・評価☆4ですが4.5。
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2021年9月3日
1.この漫画を読むことになったきっかけは? 表紙絵で主人公が不思議なポーズを取っていることと、既に寄せられていたレビューの中で「何とか最後まで読んでみて下さい」とあることから、興味を持ちました。  2.読み始めの第一印象は? 最悪でした。主人公の顔が、映画『グレムリン』におけるギズモの変身後の姿を彷彿させる凶相であり、セリフの意味がよくわからず、コマ割りがわかりづらいというか肝心の場面が遠景になっていて「もっとカメラを寄せて!」と言いたくなることから、なかなか感情移入できなくて、読むスピードが上がりませんでした。  3.どうやって最悪状態から脱したのか? 主人公の幼少期における1番目の事件の後から、主人公の黒目が少しはっきりしだしました。小学生になると、幼少期より顔の穏やかさが増し、見た目の嫌悪感が薄れました。そして、後半のプロジェクトが始動すると、とてもスピード感が増して、引き込まれていきました。  4.それでも嫌悪感が残る人がおられるかも 読み手の方の中で、ご自身やご自身の子・孫が、主人公みたいな子に暴力をふるわれて歯を折る(或いは怪我をする)等の体験をなさった方は、主人公の幼少期の暴力シーンに嫌悪感を感じられるかもしれません。これはもう、理屈ではありません。どんなに、主人公が主人公の視点・価値観で「この子は悪いことをした、だから殴った」ということがわかったとしても、生理的に納得できないと思います。従って、こういった方に無理にこの作品に最後まで付き合わせるのは酷かと感じました。私は主人公が小学生になってからの暴力シーンにおいても、嫌悪感をぬぐい切れませんでしたが、何とか小学校編の最後まで読んでみました。 5.この作品の良いところは? 2つのメッセージが示されているところかと思います。1つ目は、主人公のような「〇〇症ではないか?」と疑われる子にも何らかの才能があり、これを活かせば「生き抜く力」が芽生えるという点です。もう1つは、「武闘派と理知派」や「子供と大人」が同じ目的に向かってタッグを組めば大きな力が生まれるという点でした。  6.で結局面白いといえるのか? 大きな見方をすれば「勧善懲悪」なので、「スカっ」と感はありますし、続編も読みたくなりましたが、単純に面白いと言い切れないと感じました。正に賛否両論を生む作品ですが、そこが良いのではないかと思います。
2021年8月24日
キーチはまずいじめに怒りを向けていました。 それは直接の加害者だけでなくそれを許していた周りの空気、追認、諦め全てに怒っていました。 そういった感覚は重要だと思います。 例えば今の日本のインターネットでは差別主義が蔓延しています。 差別主義はいじめの構図そのものですし、学校でいじめの引き金にもなるものです。 そして差別主義を批判する人間が逆に大衆に攻撃されることも多いです(いじめの同調圧力そのもの)。 キーチはそういったものに強い怒りを向けていますし、我々もそういったことを許してはいけない。 後半は実際にあったと思われる事件をモチーフにしているように見え、民主主義に対してもかなり重いメッセージを発している。 これは受け取る側にもかなりのエネルギーが必要でしょうね。 民主主義は国民が監視しなければ必ず腐敗するというメッセージですね。 この作品は20年近く前のものなので古くなった表現、あるいは相応しくない表現も散見されるが、民主主義、政治、権力については現在も一点の曇りもなく通じるメッセージ性を持った傑作でしょう。 我々はキーチのような英雄にはなれないし、なるべきではないが、一人ひとりが政治についてしっかり考えるきっかけを与えてくれる凄まじい作品です。
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2021年7月30日
35話のキーチと秋ポンのやり取りめっちゃ好き
2021年7月27日
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