『迷宮事件簿』のレビュー
夢魔や生霊 etc. のお話。表紙の2人にまつわるシリーズもので1巻完結です。生霊は実際各国に目撃例もあります（みんな嫉妬や妬み僻みはやめようね。ホント良い事ないです）。表紙がKCフレンドですが、大人でも十分楽しめる内容、てかむしろ大人のほうが意味が分かるぶん、身につまされる。夢魔は弱い者の心に巣食い、その弱い心を餌にしてより邪悪で強大なものとなり、挙句の果てには寄主(きしゅ)に自◯を促したりして死に至らしめる。特に弱い心なんて誰の心にもあるし、もちろん自分にも当てはまるので、大いに「自分も気を付けよう。感謝の気持ちを忘れずに、きちんと生きよう」と思いました。さらに特筆すべきは、女生徒たちにモテモテのイケおじ先生が登場すること(そこかーぃ)（歓喜の舞を踊るレビュー主）。ポニテの女友達も性格がオトコマエでかっこいい。次元を行き来する描写では「幽霊狩り 2」を思い出しました。無料ですし、そちらもおすすめです。曽祢作品はほぼコンプするぐらい読んできましたが、本作は特に良かった！1987年の作品ですが、今読んでも本当に色あせない。大満足です。ネット上にレビューがものすごく少ないので、ぜひご参考になさってください。
ネタバレを含みます
(タップして表示)
(タップして表示)
2023年4月18日
違反報告
7
レビューフィルタ