『ヴィヨンの妻』のレビュー
どーん。救いようがない(それが太宰と言えばそれまでですが)。前半説明的でせりふばっかりですが、後半は漫画のよさが出てきました。絵が素敵で妻も魅力的に描かれてますが、世の中の人々のどうしょうもなさが重々しくのしかかる、というよりかはあ〜あ、という感じで終わってしまいました。
2021年1月26日
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鬱な感じが太宰らしい。でもこの時代、女性の立場は弱く読んでいて憤りしか感じない。ダメ亭主ここに極まれりな作品。それでも女性は強くあろうとして美しい。
2021年1月2日
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4
高校生の頃、小説で読んでから、、、あっという間に主人公達よりも年上に。
違った視点で読む感じになりました。
今のこの年齢で また小説の方も読み直してみたいです。
2020年8月23日
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2
ごめんなさい。大宰先生キライというか苦手というか、コイツほんまもんのクソやなんでこんなんがええねん、と読後必ず思ってしまう文学わからんちんの私ですが、さちみりほ先生の絵がついてしまうとうーん、ひとごとちゃうわ気をつけよ、と思ってしまった。
原作読み直してみましたが、セリフも筋立ても見事にそのまま。むしろ原作よりこっちのほうがオススメかも。背景情報も現代の我々には絵があったほうがわかりやすいです。
2020年8月8日
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276
文学作品の漫画としてよく描けていると思いました
2020年7月14日
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生きるということは残酷なこと。
淡々とした絵柄に隠された激情が胸に突き刺さる。
2020年6月18日
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小説を読んだことがあるのですが、いまひとつピンと来なくて途中で読むのを止めていた作品でした。マンガだと読みやすいですね。
でも、太宰ファンからすると、邪道な意見なのかもしれません。。
2020年2月12日
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小説はまだのひと、オススメ
2020年2月2日
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1
この話し初めて読んで、太宰治のことはそこまで詳しいわけじゃないけど、生前、女にだらしなかったっていうのは知ってたから、なんかこれ読んで主人公は太宰治自身なんだろうなって思ったら、自己陶酔感が強くてある意味凄いなと思った。自殺したらしいけど、自分大好き人間だったんだろうね。
2019年12月1日
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12
難しいな・・・
2019年3月8日
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5
暗い。やはり太宰は暗くてどーにもならん奴だ。
2018年11月12日
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12
ここで出会わなかったら一生読む事が無かった、こういう内容だったのか!読めてとても良かったです♪
2018年11月9日
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56
あー、あれか
青空文庫で読みました。
馬鹿な男に尽くす女の話な
太宰の作品はそればっかな。
女を何だと思ってんだ。寂しい時に都合よく慰めてくれる母性?
甘ったれのマザコンかよ
いかにも男子には色んな苦悩が云々言ってるけどその実やってることはなんだ?酒や女に溺れて挙げ句心中か。
もてはやされる意味がわからん
芥川もたいがいだけど太宰もな!
………でも好き。
人間の、一個人の弱さや孤独が身に染みてうっかり共感できてしまう大作家です
…個人的には有名どころのこれや人間失格より高校で習った『水仙』がなんとも好きでした
また、『斜陽』など没落貴族のやるせなさ、弟を懸命に支えようとした姉の懸命さなどを見る限り原作者が女性蔑視しているかような先の発言は取り消します大変申し訳ありません
人の一生の物悲しい人間の弱さや葛藤、情景描写や心理描写が鋭く描ける素晴らしい方だと思います
2018年10月8日
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77
美しい絵で淡々と描かれた大正ロマン溢れる作品です。魔物のように人を惹き付けては裏切り傷つける魔性の男を夫に持った不幸な妻は、そのころの日本女性のステレオタイプだったのかも知れません。
主人公は、夫の仕打ちに耐え極貧に涙しつつも夫を立てるというような生活から徐々に目覚め、自立し小さな幸せを模索し始めます。弱く哀れだったのは魔物のような夫の方でした。
余韻の残る、不思議でノルタルジックなお話だなと思いましたが、原作は太宰治でした。退廃的な主人公の夫は、なるほど太宰ですね。
2018年9月6日
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