いつも安心して読めます。展開が読めるとも言いますが面白いです。一つ気になるのは包丁です。桐の家の和木さんから暮さんへ、そしてお父さんから主人公まで伝わるには2〜30年は経過してると思いますが、包丁が大きいままですね。原作の包丁無宿によると昭和33年で和木さんが30歳とあります。この物語が2003年連載でそのままの時代背景ならざっと45年ほど。そしてさらに室町時代に料道の祖と謳われた志垣魚堂がもう一対となる「崩」の包丁とともに作ったとありますので5~600年の歴史のある包丁となります。一流の料理人は毎日のように研いで、だんだん小刀サイズになるまで使うい、最後は包丁供養すると言いますがちょっと長持ちしすぎですねえ。まあ漫画なんですけどね。