『魔法なんて信じない。でも君は信じる。完全版』のレビュー
［DBP］が迷走を重ねて出版されたことは知っていたが、まさか［世界の終りの魔法使い］もこんな大変な目に遭っていたとは…。編集による原稿の紛失、補償についての交渉、そして他社との同時出版イベントの中止など。当時起きたさまざまな出来事が、ここには本当に赤裸々に描かれる。大谷氏の解説文があまりに精緻でやや分かり難くかったものの、それも含めて読む価値のある一冊だと思う。
2023年8月24日
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悪い方向に字が個性的過ぎて、読むの嫌になる…
2023年4月26日
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ここまで赤裸々に読者に見せちゃうって、すごいなぁ。そして、芸術（ものづくり）の値段についても、すごく考えさせられる内容と、紛失という、起きてはならないけど起きなくはない現実の対処の仕方… 深いです。ありがとうございます。
2022年4月12日
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短いけどおもしろかった。タイトルではわかりづらいが原稿紛失騒動という貴重な体験談。この人は着地地点のみえないダークファンタジーとかより、こういうノンフィクションをゆるくおかしく描くセンスのほうがある気がする
2022年4月7日
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「原稿の紛失」というアクシデントを題材に、事態の推移を簡潔に表すコミックと、作者が表現する手管や読者による様々な受け止め方を深く内省した、明快だが精緻なテキストとが交互に綴られた作品。どこに息抜きを求めれば良いか分からないまま大急ぎで読み進めるという奇妙な読書体験をすることができた。
2021年3月9日
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